5回、巨人・赤星(31)の暴投で生還するDeNAの三走梶原。捕手岸田=東京ドーム(C)Kyodo News

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CSファイナルステージ第3戦

● 巨人 1 − 2 DeNA ○

<10月18日 東京ドーム>

 18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズセ ファイナルステージ第3戦 巨人−DeNA』で解説を務めた江本孟紀氏が、5回の暴投で巨人が失点した場面について言及した。

 この回からマウンドに上がった巨人の2番手・赤星優志が、1−1の5回一死三塁で佐野恵太を二直で打ち取り、続くオースティンに対し2ボール2ストライクとする。しかし、続く5球目の外角の150キロストレートを捕手・岸田行倫が捕球できず、ボールがバックネットに転々としている間に三塁走者の生還を許した。

 江本氏は「このピッチャーは、明らかにストライクとボールがはっきりしていますからね。慎重になればなるほど腕が縮こまるんですよ。だからボールがショートバウンドになる。いっぱいのところに真っ直ぐを投げとけばいいんですよ。このピッチャーの悪い癖でね、腕が縮まっちゃうんです。ランナーサードにいて、その前にベースの前のショートバウンド投げるくらいだから。ベンチはしょうがないですよね、自分が出したんだから」と指摘。結局、オースティンを6球目のフォークで見逃し三振。江本氏は「これで終わってるのにね。良い球」とつぶやいていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)