「POG2歳馬特選情報」(17日)

 POGファン必見!取れたての若駒情報を集めました。未来のG1馬たちの今後を要チェック!

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 〈美浦〉国枝厩舎が誇る3冠牝馬の息子同士による豪華共演だ。アーモンドアイの初子アロンズロッド(牡、父エピファネイア)と、アパパネの子アマキヒ(牡、父ブラックタイド)が美浦Wで併せ馬を行った。前者に騎乗したルメールは「すごくいい子でした。乗りやすいし、フットワークもすごくいい。能力はありそう。楽しみにしています」と、26日の東京5R(芝1600メートル)でのデビューを心待ちにしていた。国枝師が「長いところで良さそう」と評価する後者は、27日の東京5R(芝2000メートル)で初陣を予定している。鞍上は来週から短期免許を取得予定のC・デムーロ。

 〈栗東〉函館2歳S5着のカルプスペルシュ(牝、石坂)は佐々木でファンタジーS(11月2日・京都、芝1400メートル)へ。9月の中京で未勝利戦Vのキャッスルレイク(牝、松下)も田口で同レースへ。

 12日の京都で初勝利を挙げたドラゴンブースト(牡、藤野)は田口でデイリー杯2歳S(11月9日・京都、芝1600メートル)に向かう。

 G1馬ダノンザキッドの全妹ラヴァブル(牝、松下)は赤松賞(11月17日・東京、牝・芝1600メートル)へ。僚馬のロードラビリンス(牡)はJBC2歳優駿(11月4日・門別、ダート1800メートル)を目標に。出走枠に入らなければ、もちの木賞(11月3日・京都、ダート1800メートル)へ。また、アルテミスS(26日・東京、芝1600メートル)に出走予定のショウナンザナドゥ(牝)が1週前追い。栗東CWで6F80秒5−36秒4−11秒3をマークし、「いい感じです。背が高くなりましたね」と松下師。

 松永幹勢の動向。8月中京の新馬戦を3馬身半差で快勝したクァンタムウェーブ(牡)はJBC2歳優駿を目標に。未勝利戦を6馬身差で圧勝したカロローザ(牝)はファンタジーSを見送ることに。5日の東京で勝ち上がりを決めたコンフォルツァ(牡)は百日草特別(11月3日・東京、芝2000メートル)へ、6月福島の新馬戦を制して以降、休養していたデルアヴァー(牡)は引き続き三浦で東スポ杯2歳S(11月16日・東京、芝1800メートル)へ向かう。

 13日の京都で新馬Vのコモンスナイプ(牡、藤岡)は福島2歳S(11月10日・福島、芝1200メートル)へ。