サムティレジ、ウエルスアドバイザーが新規「オーバーウエート」でカバー開始
主要地方都市を中心とした賃貸住宅へ投資する住宅特化型のサムティ・レジデンシャル投資法人<3459.T>は、ウエルスアドバイザーが17日付リポートで、新規「オーバーウエート」でカバーを開始した。
レポートでは、足元のNAV倍率(投資口価格/不動産鑑定評価額に基づく純資産)が0.8倍台と、REIT全体が弱含む中で当REITも割安の水準が続いていると指摘。25年1月期(24年8月−25年1月)の1口当たり分配金が2634円で、分配金利回りも5%台と住居主体のREITとしては高い水準で投資妙味が大きいとしているが、不動産の売却で得られた譲渡益は全額分配に回す方針であり、売却が進めば上積みが期待されるとしている。
また、5月には日本格付研究所(JCR)が長期発行体格付けの「A」を据え置いた一方で見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げており、当REITは「AA」の取得に向けてさらなる資産規模の拡大を目指している。当REITの資産規模は9月末時点で1700億円を突破したが、毎年200億−300億円の物件取得と約100億円の売却をメドとしており、順調にいけば短期的な目標とする2000億円も26年ごろの達成が期待されるとした。
17日の投資口価格は午前9時16分に前日比400高の9万5700円を付けている。
レポートでは、足元のNAV倍率(投資口価格/不動産鑑定評価額に基づく純資産)が0.8倍台と、REIT全体が弱含む中で当REITも割安の水準が続いていると指摘。25年1月期(24年8月−25年1月)の1口当たり分配金が2634円で、分配金利回りも5%台と住居主体のREITとしては高い水準で投資妙味が大きいとしているが、不動産の売却で得られた譲渡益は全額分配に回す方針であり、売却が進めば上積みが期待されるとしている。
17日の投資口価格は午前9時16分に前日比400高の9万5700円を付けている。