吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

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【米国マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】レッドソックスは吉田正尚外野手(31)が「3日(同4日)に右肩関節唇修復術を受け成功した。手術はマサチューセッツ総合病院のエバン・オドネル医師によって行われた」と発表した。

 吉田は9月29日(同30日)の本拠地フェンウェイ・パークでのレギュラーシーズン最終戦後、昨季途中から右肩痛を抱えながらプレーしていたことを明かし、治療については「いろんな手は打った。注射も含め、なんとか最善は尽くした」と説明していた。また、手術の可能性について聞かれると「あり得ると思う」と即答。既に自身の気持ちは固まっていたようで、「そのうち分かると思う」とも語っていた。

 米ニュースサイトのマスライブは16日にレッドソックスからのプレスリリースに「回復のめど(復帰の予定)は記載されていないが、この手術は2月中旬に始まるスプリングトレーニングに吉田が間に合うかどうかの重大な問題になる恐れがある」と伝えた。

 メジャー3年目のキャンプインまであと4か月。当面の間、リハビリに専念することになるが、焦りは禁物だ。