観光のおともにぴったり！宇治限定の串和菓子

創業元治元年（1864）。和菓子を中心に洋菓子も手がけ、近年は清水寺や伏見稲荷の参道で販売する串和菓子がSNSで話題の伊藤軒。その新店舗となる「菓寮伊藤軒 宇治平等院店」が、2024年5月にOPENしました。

明るく開放的な店内には、豊富なラインナップを揃える伊藤軒のお菓子がズラリ。自分へのおみやげはもちろん、会社の同僚や友人たちに贈るおみやげもここで探せそうですね！

テイクアウトスイーツもたくさん！なかでも伊藤軒の顔ともいえる串和菓子は、多い日で1日200本以上が売れるほどの人気なのだとか。宇治平等院店だけで味わえるこちらの串和菓子は、平等院鳳凰堂をモチーフにしたもちもち餡子生地の「こなし」に、紫式部をイメージした「錦玉（きんぎょく）」など、宇治らしさ満点の一品。ひとつひとつの手仕事が伝わるおいしさは、宇治観光のおともにぴったりです！

宇治らしい抹茶スイーツをテイクアウトで

「抹茶だんご」648円

串和菓子以外にも、「もっとお茶を身近に」をテーマに、抹茶にこだわった店舗限定テイクアウトスイーツがたくさん用意されています。こちらの「抹茶だんご」は、抹茶みつに、上品な食感のお団子が入ったユニークな商品。

お団子の串を引き上げると、抹茶みつと抹茶きな粉がたっぷり絡んで、濃厚な抹茶の味わいを楽しめます。

「抹茶クリームどら」450円

こちらは、職人が手焼きしたフワフワ食感のどら焼きの皮に、抹茶クリームをたっぷりと添えた「抹茶クリームどら」。香ばしい玄米チップがアクセントになり、濃厚ながら軽やかな後味を楽しめます。

季節限定の「八ッ橋アイス」ダブル450円、トリプル650円

京都名物の生八ッ橋を使ってアイスを包み込んだ「八ッ橋アイス」もおすすめです。ニッキと抹茶の2種類から選べる八ッ橋は目の前で包んでくれるのですが、動画・写真撮影が可能なのだとか。いざ実食してみると、最初は八ッ橋のモチモチとした食感が、アイスがじんわり溶けていくとトロリとした食感に変わっていくのがユニーク！

抹茶＆果物のおいしさにほっぺが落ちそう!? 限定パフェに舌鼓

店の奥には、限定8席の落ち着いた空間で、「お茶と和菓子」のセットや季節の果物を使った「抹茶パフェ」をいただけるカフェ室も用意されています。

重厚な一枚板のカウンターの向こうで、丁寧にお茶を淹れる様子を眺められるのも京都らしい雰囲気です。抹茶の豊かな香りがほのかに漂います。

「パフェ」1300円〜(写真は抹茶いちじく畑2013円）※季節により内容が変わります

カフェ室でぜひ味わいたいのが、季節の果物と抹茶を一度に楽しめる「限定パフェ」。9月下旬〜提供され「抹茶イチジク畑（〜11月中旬まで提供予定）」のほか、「マスカットや柿」、「梨」、「イチゴ」、「桃」など、旬の果物がたっぷり入った贅沢なパフェを堪能できます。

抹茶ホイップと果物が織りなす絶妙な味わいは、抹茶スイーツにこだわる伊藤軒 宇治平等院店ならでは。お好みで宇治の老舗茶園・堀井七茗園（ほりいしちめいえん）の抹茶パウダーをふりかけて、より濃厚でさわやかな抹茶の風味を楽しむこともできます。

「抹茶と上生菓子」のセット1650円

こちらは、抹茶スイーツにも使われている堀井七茗園の抹茶「縣（あがた）の白」と定番の薯蕷（じょうよ）饅頭「織部」、月ごとに内容が変わる季節の上生菓子をいただけるセット。程良い渋みとまろやかなうま味、後味もさわやかな抹茶に、上品な上生菓子がよく合います。じっくりとお茶を楽しみたい方におすすめです。

味わい深い抹茶や旬の果物と抹茶のパフェを、大人な空間でいただけるカフェ室。予約も可能なので、事前に問合わせてから訪れてくださいね。

■菓寮伊藤軒 宇治平等院店(かりょういとうけん うじびょうどういんてん）
住所：宇治市宇治蓮華13
TEL：0774-34-1820
営業時間：物販10〜18時、カフェ11時〜17時30分（16時30分LO）
定休日：不定休
アクセス：京阪宇治駅から徒歩7分、JR宇治駅から徒歩10分

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Photo：橋本正樹
Text：津曲克彦

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