中国で月面着陸用宇宙服のデザイン公開 2030年までの有人月面着陸目指す

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中国載人航天工程弁公室(CMSA、中国有人宇宙プロジェクト弁公室)は2024年9月28日に中国・重慶市で開催された第3回宇宙服技術フォーラム(主催:中国宇宙飛行士科学研究訓練センター)にて、月面着陸用の宇宙服の外観を初めて公開しました。新華社などが伝えています。


中国中央電視台(CCTV)は公開時の様子を動画で伝えており、月面での動作を想定した様々な動きを見ることができます。


【▲ 中国載人航天工程弁公室(CMSA)が公開した月面着陸用宇宙服の正面から見た外観(Credit: CMSA)】

 


【▲ 中国載人航天工程弁公室(CMSA)が公開した月面着陸用宇宙服の背面から見た外観(Credit: CMSA)】



【▲ 中国の月面着陸用宇宙服初公開を伝える中国中央電視台(CCTV)の動画】
(Credit: CCTV)


中国は2030年までに同国初の有人月面着陸実現を目指しており、2024年2月には有人月探査ミッション用の次世代有人宇宙船が「夢舟(むしゅう、Mengzhou)」、月着陸船が「攬月(らんげつ、Lanyue)」と命名されたことを発表しています。


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Source


新華網 - 中国有人宇宙プロジェクト弁公室、月面着陸用の宇宙服を初公開CCTV
- China Unveils Moon-Landing Spacesuit for First Time (YouTube)

文・編集/sorae編集部