【MLB】マーリンズ 4−20 ドジャース（9月19日・日本時間20日／マイアミ）

　誰もが待ち望んだ瞬間がようやく訪れた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でマーリンズ戦にスタメン出場。7回の第4打席で今季50号2ランを放ち、「50-50」の偉業を達成した。打った大谷も“カモン！”と思わず吠えてしまうほどの歴史的な一発だった。

【映像】「カモン！」大谷が絶叫！「50-50」達成弾の歴史的瞬間

　前日の試合で「48-49」と夢の「50-50」まであと2本塁打、1盗塁に迫っていた大谷。第1打席でフェンス直撃のツーベースヒットを放つとすかさず盗塁を決め、早々に50盗塁に到達。大谷は6回、1死二塁の場面で4打席目を迎えると、2球目を右中間スタンド2階席へ運ぶ134メートル49号特大弾を放ち、「49-50」と残り1本塁打としていた。

　そして7回、2死二、三塁の場面で大谷が迎えた5打席目に歴史的な1発が生まれた。大谷はカウント1-2からの4球目、アウトサイド寄りにきたナックルカーブを打ち返した。打った瞬間、大谷も確信するように左中間スタンドへ飛んでいく打球を見つめると、球場からは大歓声が沸き起こった。

　50本塁打50盗塁という偉業を達成した1発に、大谷も思わず“カモン！”と吠えながら、かみしめるようにダイヤモンドを1周すると、チームメートから盛大な祝福を受けていた。

　日本のSNS上でもこの歴史的快挙達成に大興奮。「プロスピで育てた選手でも、ここまで打てない」「漫画だと『やり過ぎ』で逆になえるけど、リアルは本当に凄い」「まさに、そして伝説へ」など驚きをさまざまな表現で称えていた。
　
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）