【MLB】今永を奮い立たせた山本由伸の力投！日本人先発投手による投げ合いで後輩侍を讃えた

今永昇太 PHOTO:Getty Images

＜2024年9月10日（日本時間11日）ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス＠ドジャースタジアム＞

カブス・今永昇太投手（31）は、敵地でのドジャース戦に27試合目の先発をし、7回を89球、6安打、3本塁打、無四球、4三振、3失点、3自責点。

今季4連勝を飾り、13勝目（3敗）を挙げた。防御率は3.03。

ドジャース・山本由伸との日本人先発投手による投げ合い。

今永は苦しみながらもソロ本塁打3本に抑え3失点。

先発投手として7回まで投げ抜いたことで8回の逆転劇を生み、13勝目をマークした。

試合はカブスが6-3でドジャースに逆転勝利した。

調子自体は良くなかったという。

今永は「マウンドに上がるまで恐怖心があった。足もガタガタ震えてましたし、ボール持った手もすごく震えてました。」と振り返る。

その理由は大谷であり、MVPトリオが並ぶドジャース打線への恐怖。

だが、その今永を変えてくれたのはドジャース・山本の投球だった。

「初回のピッチングを見て改めてとんでもない投手、素晴らしい投手だなと。今日の自分のピッチングは少なからず、彼の素晴らしい投球に引っ張られたと思う。彼にもリスペクトの気持ちを贈る必要があると思います。」

今永は5つ年下の後輩侍を讃えた。

クレイグ・カウンセル監督が7回無四球の投球を絶賛する一方で、勝負所の3回。

大谷を併殺打に仕留めた後、2死三塁でムーキー・ベッツを三ゴロに抑えると、序盤ながらガッツポーズ。

そして、天に向かって感謝を捧げる祈りのポーズも見せた。

駒澤大学出身の今永は「信じる者はいくつあってもいい」と笑顔で語った。