【妻帯者と3年以上か…】日経美人記者がストーカー容疑で逮捕も“同情”が集まる「ただならぬ事情」

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大手紙の女性記者が、別の大手報道機関に勤める男性へのストーキング行為により逮捕――。

8月29日、そんな一報が流れて一部のマスコミは騒然とした。日本経済新聞社経済部の社会保障グループに所属する女性記者である花沢葵容疑者(33)が、知人男性へのストーカー規制法違反容疑で26日に逮捕された。

花沢容疑者は、決済アプリ「PayPay」のチャット機能を使って、別の大手報道機関に勤務する30代の男性記者に64回にわたって「会いたい」「1人にしないで」「死にたくない」などとメッセージを送った疑いがあるという。

つきまとい行為をやめるよう、警視庁が何度も花沢容疑者に警告していたという報道もあった。昨年以降、たびたびストーカー行為があったとされるのだが、「報道を額面通りに取ることには違和感がある」と言うのは、ある全国紙社会部記者だ。

「花沢さんは毎日新聞からの転職組です。美人記者として永田町でも知られた存在で、夫婦別姓やジェンダー問題を熱心に取材していました。毎日新聞時代は京都支局、松山支局を経て、政治部にも配属。日経新聞では経済部の記者として、財務省などを担当していた。被害を訴えた男性は、別の報道機関で働くX氏。この二人の“ただならぬ関係”はマスコミ界隈ではよく知られた話でした」

“ただならぬ関係”とは、どのようなものだったのか――。社会部記者が続ける。

「3年近く、不倫関係にあったのです。花沢さんは独身ですが、X氏は妻帯者で子供も3人いる。X氏は花沢さんと不倫していることを同僚に話していたので、X氏の勤務先では広く知られていました。ただ、二人の不倫はこじれにこじれ、警察沙汰まで発展したそうです。

どうやら、X氏が花沢さんとのやり取りを記者仲間に流出させてしまったことで、かなりの数の人が二人のトラブルを知るに至った。花沢さんはX氏からのDV行為にも悩んでいたそうで、警視庁に相談していたといいます」

日経新聞の関係者が打ち明ける。

「X氏は花沢さんとの話し合いから逃げていたのではないか。不倫関係にあったころ、花沢さんはX氏に何度も話し合いを打診したが受け入れられず、お互いの親族が出てくる事態になったといいます。花沢さんに同情する声も、記者間では少なくありません」

花沢容疑者は取り調べに対して、「メッセージを送ったことは間違いないが、ブロックされておらず、受け入れられていると思っていたので納得いかない」と供述しているという。

ストーカー行為は当然、許されるものではない。しかし、花沢容疑者だけがやり玉に挙げられることに憤りを感じる記者もいるようだ。花沢容疑者の元同僚が複雑な心境を漏らす。

「確かに花沢さんにも不用意な部分があったかもしれません。ただ、熱心に仕事に取り組む記者であり、お世話になった同業者も多い。むしろX氏の悪評のほうが知れわたっていました。『不倫しておいて被害者面するのは許せない』とX氏に憤る女性記者もいますよ」

泥沼の不倫の末の逮捕劇――。二人の前途ある記者にとって、その代償は非常に重いものとなったことは間違いない。