落ち葉モチーフの色鉛筆は散らかしたままでもイイ感じ
暑さの中にもわずかに秋の気配が感じられるようになってきた今日この頃。芸術の秋に向けて、新しい試みをスタートさせるのもよさそうです。
画材を広げ、心の赴くままに無心に手を動かす。そんなクリエイティブな時間にピッタリ。散らかしたままでも美しい“落ち葉”のような色鉛筆「落ち葉を模した色鉛筆」(3960円)がコクヨから登場しました。
この色鉛筆、プロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2023」で優秀賞を受賞した吉田峻晟(よしだ しゅんせい)氏の作品を製品化したもの。机の上にバラバラにおかれた状態でも美しく見えるデザインが特徴的なプロダクトです。
一般的に“散らかっている状態”はネガティブに捉えられがちですが、散らかった状態でも美しくあることで、整頓された状態以上の新たな感性を生み出すきっかけになる。そんなコンセプトのもとで誕生した「落ち葉を模した色鉛筆」。
ゆえにこの色鉛筆は、パッケージの状態から感性の創出を促せるよう、色鉛筆の置き場所を固定させず自由に並べられるようになっています。決まった位置に毎回収めることなく、その日の気分で配置の美しさに触れながら収納できます。
また、落ち葉をモチーフにしたカタチの美しさにも注目。手に握った時のフィット感や質感の実現を重視する一方、落ち葉を模したカラーバリエーションも独創的。どんな年代の人でも使いやすく、手軽に描画できる3形状7色で構成されています。
全体が芯でできているため、どの部分を使っても描ける仕様になっていて、茎を模した細い部分を使えば細かい描画が、葉の広い部分を使えば大きく塗れるなど、1枚の落ち葉でさまざまな使い方ができます。
秋に向けて芸術的な感性に触れながら、豊かな創造力を育む。そんな「落ち葉を模した色鉛筆」は、自分で使うのはもちろん、絵心のある感性に溢れた友人へのちょっとしたプレゼントにもいいかも。斬新な形状の色鉛筆を使えば、芸術の秋がもっと楽しくなりそうです。
>> コクヨ
<文/&GP>
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