編集ソフトを使わずに車載動画を作成! 力技すぎる方法に「手の込んだ手抜き」「その発想はなかった」と驚きの声
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『動画編集ソフトなんか必要ねぇんだよ!【徒然おとまちwithとーほく】』という山上りすこさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回はそーきさん主催のシンプル車載動画投稿祭2024に参加します。
本当はPCの画面をスマホで撮影しようかなと思っていたんですが、画質と音質を優先してキャプチャーソフト使いました。
ウィンドウが開き、BGMが再生されます。
マウスがタスクバーに重なると、最小化されていた動画のウィンドウが表示されます。
この動画、パソコンのデスクトップをそのまま録画しています。
「編集ソフトを使わない」とは、デスクトップ上で必要な画像や音をすべて再生するという力技で動画を作るということでした。
そして再生される車載動画。
さらにサイズの小さなウィンドウで車輪の近くにカメラを配置した別動画も再生します。
迫力と疾走感があって良いですね。
そして、この動画に解説をつけてくれるキャラクター「東北きりたん」が登場。
読み上げソフトの画面を字幕と兼任させて、キャラクターの姿はイラストを手動で切り替えて動かします。
自動の読み上げに合わせたリアルタイムの操作ですから、編集ソフトを使う方が楽に思えます。
しかし、そこはこの動画のコンセプトである「0レイヤー」のため。
動画編集ソフトで動画や静止画などを読み込んだ時、それぞれが1つの「レイヤー」に割り振られます。
レイヤーは透明な板のようなもので重ねられた状態になっており、この構造があるおかげで重ねる順番を変えるだけで好きな画像を前に持ってきたり、それぞれのレイヤーに別の動きや演出をさせたりできる、とても便利なものです。
しかし、動画編集ソフトはあれやこれやと導入や設定が難しいので使わず、デスクトップをじかに録画して動画を作ってみようということでした。
東北きりたんがアップになる演出も、手動で画像を拡大して行います。
編集できないということは、表示を失敗したら初めからやり直しになるということです。とても根気が必要な制作にだったんだろうなと想像します。
ところで車輪近くから撮った動画はカメラの位置を変えて同じ道を走り直して録画したとのこと。こういうところにも手間がかかっています。
走ってる道は南房総の周辺で、のんびり運転するには良い場所とのこと。
道の駅も多く、変わったものでは廃校になった小学校を改装した道の駅があるそうです。その名も「道の駅保田小学校」です。
1階は商店になっていますが、2階は校舎の面影を強く残しており宿泊施設もあります。
学校に泊まれるというのは、ちょっとわくわくしますね。
そして動画の最後ではデスクトップを切り替えてエンドカードを表示します。
投稿祭のレギュレーションで3分弱の短い動画となっていますが、面白いアイデアとレジャーの楽しさが味わえる車載動画でした。
視聴者のコメント
BGMのコモンズIDもタイトルも画面内で表示済み…手が込んでる
デスクトップを撮影するなw
これはもう事実上のライブ中継では?
誰でも始められるやつじゃん
←やる気と根気は別売です