精神科医が解説！自責にも他責にもならない「無責」とは？

精神科医で作家のTomy氏が最新の動画「無責」のススメを更新し、独自の新しい考え方「無責」について語った。Tomy氏は、自責と他責のバランスが取れないことが多くの問題を引き起こしていると指摘した上で、誰も責めないという「無責」の提案を行った。

「自責的な人はすべて自分が悪いと考え、自身を責めることで自己肯定感が下がる」とTomy氏は説明し、「一方、他責的な人は他人を責め、自己改善の機会を逃してしまう」と付け加えた。どちらの考え方も極端になると生きづらさやストレスの原因になるため、Tomy氏は「無責」という誰も責めない新しいアプローチを紹介した。

「無責とは、自分も他人も責めず、ただ問題解決の方法を淡々と考えること」とTomy氏は定義し、そのメリットとして「責めることによって一時的な解決感を得るのではなく、根本的な解決に向かうことができる」と主張した。感情を排除し、冷静に対処することでより良い結果を生む可能性があるという。

さらにTomy氏は「ミスは誰でもするもの。その際に重要なのは、原因を冷静に分析し、再発を防ぐための対策を考えること」であり、これが「無責」につながると説明。そして、「事故やインシデントを防ぐための考え方にも無責が基盤にある」と強調した。

動画の最後には、「皆さんも無責の考え方で物事を見直してみてください」と締めくくり、自身の提案を広く呼びかけて動画を結んだ。