日本初の試み、和紙写真家、和嶋亜有歩（あゆむ）氏が光る和紙写真展を開催

動画のタイトルは「【光る和紙写真】日本初の試み！目指すのは世界！和嶋亜有六氏の決断へいいトコ撮り」で、日本初の試みとなる展示方法にスポットを当てている。

今回の写真展の特徴について和嶋氏は、「すべて1枚1枚手すきの烏山和紙にプリントしていること」や、「内側から光を当てることで和紙に光を透過させて写真を見てもらう新しい見せ方」を挙げた。和嶋氏は、「写真の写したものではなく、見せ方で日本的な良さを伝えられないかな」と工夫を重ね、日本の伝統工芸である和紙を活用することにしたと語る。

和嶋氏にとって烏山和紙との出会いは大きな転機となった。「烏山和紙が持つエネルギーというのは、本当に言葉では表現しづらいが、写真をプリントしたときにものすごい調和をして、すごく温かくて優しい」と、その魅力を説明。クラウドファンディングで多くの支援を受けたことにも触れ、「本当にたくさんの方が支援してくれて、マイナスな感情を乗り越えて挑戦できた」と感謝の意を示した。

あるエピソードとして、和嶋氏は引きこもりのお子さんが展示を訪れて明るくなった話を紹介。「その子が目を輝かせて見てくれた姿をお母さんが涙を流して喜んでくれて、本当に嬉しかった」と語り、写真展が人々に与える影響について強調した。

最後に和嶋氏は、「これからもこの仲間たちと一緒に烏山和紙を世界に発信すべく頑張っていきます」と意気込みを語り、今後の活動に期待を寄せる締めくくりとなった。