パリ五輪で銅メダルを獲得したワタガシペア(写真・JMPA)

 バドミントン混合ダブルスで東京、パリ五輪で2大会連続銅メダルを獲得した渡辺勇大と東野有紗の“ワタガシペア”が、8月20日から始まる「ダイハツジャパン・オープン」(横浜アリーナ)を最後に、コンビを解消することになった。

 2人は福島・富岡一中出身の先輩後輩の仲(東野が1学年先輩)。ペア結成は13年めと長いが、年齢はともにまだ二十代後半でロス五輪を狙えるだけに、コンビ解消は驚きをもって受け止められた。今後、東野は女子ダブルスで桜本絢子とコンビを組み、渡辺はこれまでと同じく混合ダブルスで世界を目指すという。

 当初、Xはコンビ解消を惜しむ声に包まれた。

≪バドミントンのワタガシペア解消しちゃうの悲しい。ロス五輪での活躍見たかった≫

≪五輪で1番感動したのはワタガシペアだった。 コンビ解消したけど、本当に素晴らしかった≫

≪ワタガシペア、コンビ解消するのか… いい感じの二人だったのにな。 まあでも、別の夢があるのなら仕方ないね≫

 ところが、渡辺の新パートナーが発表されるや様相は一変。渡辺が新たにペアを組むのは田口真彩。田口は山口県立柳井商工の3年時に、アメリカのスポケーンで行われた世界ジュニア選手権ダブルスで玉木亜弥とコンビを組み優勝した。2024年4月1日には西京銀行に入行。同行のバドミントン女子の実業団チーム「ACT SAIKYO」に入団したばかりの18歳である。

「田口選手が注目を集めたのは、実力ばかりでなく、その容姿も大きな理由です。身長165センチのスレンダーな体型で、顔もモデル張りの小顔と評判。だからこそ、ワタガシペア解消の発表後、田口の存在が浮上すると、期待の声が圧倒的となったのです。まさに潮が引くように、コンビ解消のショックはネット上から消えました」(スポーツ記者)

 Xでの反応は、このようなものだった。

≪田口真彩、アスリート界隈でダントツトップNo.1のかわいさだろ。ブレイク確実≫

≪シンプルにかわいい ロス五輪では志田千陽選手と同じかそれ以上の人気が出そう≫

≪田口真彩をNewJeansに入れたい≫

 田口のルックスに称賛が集まる一方で、こんな指摘も……。

≪渡辺勇大選手結婚したばかりだけどこんな可愛いことペア組んで大丈夫?≫

≪田口真彩選手が本当に心配だ まだ社会人一年目だぞ いきなり渡辺勇大選手と組ませて過剰に注目される立場においていいのか 才能ある選手なんだからじっくり経験を積ませるべきでは≫

 渡辺&田口のコンビは、来月9月6日から始まる「第67回全日本社会人バドミントン選手権大会 in 鳥取」でデビュー予定となっている。肝心な実力でファンを獲得することできるか。