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2024年に海外公開される映画『ヘルボーイ:ザ・クルックド・マン(原題:Hellboy: The Crooked Man)』は、人気コミックの実写映画版『ヘルボーイ』シリーズの再リブート作。しかし、新たに監督を務めたブライアン・テイラーの意気込みは大きく異なっていた。

過去にジェイソン・ステイサム主演『アドレナリン』シリーズなどを手がけてきたテイラーは、英の取材にて、「この作品をリブートだとか、新しいフランチャイズの始まりだとか、そういうふうには考えませんでした」と言い切る。「コンテンツではなく、映画として独立していなければなりません。ギレルモ・デル・トロが1億ドルで撮った映画の安っぽいコピーを見たい人はいませんから」

本作の原案は2008年のコミック「ヘルボーイ:捻じくれた男」であり、原作者のマイク・ミニョーラも製作総指揮・共同脚本として参加。3代目の実写版ヘルボーイには『ウィズアウト・リモース』(2021)や『アウトポスト』(2020)のジャック・ケシーが起用された。

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ギレルモ・デル・トロ監督が手がけたロン・パールマン主演の2部作、デヴィッド・ハーバー主演による2019年版との違いは、徹底した“原作主義”だ。物語の舞台は原作通り1950年代で、も“民俗ホラー”の趣が強い。

監督のテイラーは、「他の映画版(『ヘルボーイ』)はクールでしたが、(原作者の)マイク・ミニョーラでさえ、“あれは自分のキャラクターではない”と言うでしょう」と強調する。

「今回は若き日のヘルボーイに戻ります。彼がモンスターの問題を解決してくれる配管工だったころに。放浪癖があり、皮肉っぽく、悲しげな喫煙者の男が、超自然的な事件や現象に遭遇し、できる限りの手助けをしようとする。もし、マイクが自分のキャラクターを初めてスクリーンで見られたと感じてくれたら、そのときに私は“成功したんだ”と思えるはずです」

映画『ヘルボーイ:ザ・クルックド・マン(原題:Hellboy: The Crooked Man)』は2024年9月27日に英国公開予定。日本やアメリカでの公開時期は未定。

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