実は日本生まれではない「わたあめ」の歴史を解説 19〜20世紀にかけてアメリカで綿菓子製造機が開発されて大きく普及
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ずんだもんのたべもののヒミツ -わたあめのヒミツ-』というかむの墓場さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回はわたあめについてです。 最後まで見るのだ。 いいねに余談があります。
お祭りでは定番の綿菓子(わたがし)について、投稿者のかむの墓場さんが解説します。「わたあめ」とも呼ばれるこのお菓子は、18世紀のヨーロッパが発祥という説もあるようです。
加熱した砂糖を手で紡いで作る手間のかかるものだったことから、当時は上流階級で楽しまれていたのだとか。
その後、1897年にアメリカの菓子製造業者であるジョン・C・ウォートと発明家かつ歯科医師のウィリアム・モリソンが、「フェアリーフロス」という名前の綿菓子製造機を開発。「フロス」は歯間ブラシのことで、モリソンが歯科医師ゆえに名付けたようです。
このフェアリーフロスは1904年のセントルイス世界博覧会に持ち込まれました。そして1台25セントで売ったところ、6万台以上売れるヒット作品になったのだとか。
日本に伝えられたのは明治の終わり。ユニークな見た目と不思議な食感から人気となって全国へ広まりました。「電気飴」と呼ばれたりもしたそうです。
実は日本発祥ではなかった綿菓子の歴史。詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。綿菓子にまつわるスラングの紹介などもあります。
視聴者のコメント
・小さい時は手で固めて食べてた
・砂糖自体が高級品だし
・わたあめヨーロッパ発祥だったのか。普通に日本産だと思ってた
・量を多く見せてるわけじゃなかったのか
・おつつ〜