WHITE TIGER II

アユートは、qdcとアユートが共同企画したコンセプトユニバーサルIEM「WHITE TIGER II」を8月24日に発売する。2023年に日本限定/限定生産300台で発売したコンセプトモデル「WHITE TIGER」を通常モデルとして販売して欲しいという要望を受け、ロゴカラーをゴールドに変更しグローバルモデルとしてリバイバルしたモデルとなる。価格は198,000円。

4ウェイサウンドチャンネル/4ウェイクロスオーバーで、6BA + 2EST(静電型)ハイブリッドの8ドライバー構成。フェイスプレート&エッジ、シェルカラーなど随所にオリジナルデザインを採用している。音の傾向は「Silence and Roar」と名付けられ、「静寂から圧倒的なハイレスポンスで迫るサウンド。白虎の美しさと力強さを体感して欲しい」という。

圧倒的サウンドステージを持つTIGERに、モニターIEMとなるStudioシリーズのエッセンスを加えて調整するチューニングを実施。採用したメタルノズルと合わさることで、TIGERとはまた異なる音の強弱と音の定位に焦点を当てたトーンに仕上げた。周波数応答範囲は10Hz~70kHz。入力感度は105dB SPL/mW。インピーダンスは15Ω。

長時間の使用でも耳が疲れにくいユニバーサルIEMを目指し、耳への負担を軽くするため、チタンメタルシェルのTIGERとは異なり樹脂製シェルに変更。軽量化も実現。

数多くの耳型データを保有し研究を行っているqdcならではの設計のシェル形状と、付属のソフトフィットイヤーピースによって、ユニバーサルIEMながらもカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現したとする。

カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用。プロ向けとして通常採用しているqdc 2pinコネクターと異なり、ケーブル互換性が高い。付属ケーブルは、アンバランス接続とバランス接続が切替可能な3in1マルチプラグを採用。導体に純銀と純銅を使用したケーブルには、特別なグレーカラーシースを採用し、本体との一体感と取り回しの良さを高めている。

フェイスプレートデザインには Micaを使用。オリジナルロゴを採用し、WHITE TIGER IIはロゴカラーをゴールドにしている。パッケージには竹製ハンドメイドパッケージを採用し、WHITE TIGERオリジナルロゴをマーキングしている。

布製キャリングケースが付属するほか、2種類のイヤーピース、3.5mm to 6.3mm変換プラグ、航空機内で使用するためのフライトアダプター、クリーニングツールも付属する。