スバル「新型SUV」発売! 「“黒”ボディ」が超カッコイイ! 水平対向エンジン搭載の「“精悍”フォレスター」中国に登場
STIのエアロパーツを追加した特別仕様車
2024年8月1日、スバルの中国法人は「フォレスター」の新たな特別仕様車の予約受付を開始しました。
スバルのモータースポーツ部門を支えるSTI(スバルテクニカインターナショナル)が手がけたスポーティモデルです。
フォレスターは、1997年2月に誕生したミドルクラスのSUVモデルです。
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スバル独自の水平対向エンジンやAWD(四輪駆動)を搭載し、ステーションワゴンのイメージを残した比較的低い全高で、スポーティな走行性能を特徴としていました。
2007年12月登場の3代目からは、全高を高めボディサイズも拡大。SUVに求められる実用性を大幅に向上させたことで、さらに支持を集めます。
2012年登場の4代目では、ステレオカメラを用いたスバル独自の運転支援機能「アイサイト」を搭載したほか、エンジンやリニアトロニックトランスミッション、駆動系などを統括制御する「X-MODE」も採用し、悪路走破性なども向上しました。
そして現行型(5代目)は、2018年3月の米国・ニューヨーク国際オートショーでデビュー。米国だけでも、5世代累計で260万台以上を販売したヒット作となるなど、名実ともにスバルの最量販モデルとなっています。
ボディサイズは、全長4655mm×全幅1815mm×全高1730mm。
中国仕様に搭載されるパワートレインは2.5リッター水平対向4気筒エンジンで、最高出力169ps・最大トルク252Nmを発生し、CVTと4WDを組み合わせています。
今回発表された特別仕様車は、STIがチューニングを施したショックアブソーバーなどのスポーツパーツで操縦安定性と乗り心地を向上させた「STI スポーツプラス」をベースに、 STI純正エアロダイナミクスパッケージを新たに追加した「STI スポーツプラス スペシャルエディション」です。
STIブランドは2023年より中国での展開を開始したばかりで、2024年8月下旬からは現地の公式ウェブサイトも公開される予定となっています。
新型STI スポーツプラス スペシャルエディションのエアロダイナミクスパッケージは、6つのSTI製パーツとして、「フロントバンパースポイラー」「フロントバンパーサイドスポイラー」「ガーニーフラップ」「サイドロアスポイラー」「リアドアロアスポイラー」「リアバンパーサイドスポイラー」が備わります。
外観のスポーティさを高めるとともに空力性能を向上させ、操縦安定性にも寄与します。
中国における販売価格は、29万9200元(約613万円)です。
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2023年11月、6代目フォレスターが米国で世界初公開されました。
およそ6年ぶりのフルモデルチェンジで、2.5リッター水平対向エンジン車に加え、1年後にハイブリッド仕様の追加予定を明らかにしています。
2024年8月上旬現在、日本や中国などではまだ新型フォレスターに関する情報はなく、こちらの登場にも期待がかかるところです。