「限界節約うな丼」を数学的思考を駆使して作ってみた! 最新トレンド式の上げ底容器を3Dプリンターで作る本末転倒っぷりにツッコミの声

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 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【ケチ】限界節約うな丼を作ろう / 数学を活用してうなぎを増やそう』というラムダ技術部さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

容器や調理工程を工夫することで、たったひとかけらのうなぎから見栄えの良いうな丼を作る方法をお伝えします。改めてコンビニやスーパーの食品容器を調査して、最近の容量を削減の動向を観察しました。また、3Dプリンターを大胆に容量を削減できる丼ぶり茶碗を作ることに成功しました。値上げのニュースが続きていますが、家計の負担を減らすためにご活用ください。

【ケチ】限界節約うな丼を作ろう / 数学を活用してうなぎを増やそう

 年々価格が高くなるうなぎ。なんとかして安くうな丼を作りたいと思ったラムダ技術部さんは、その理系的思考力をフルに使って「限界節約うな丼」を編み出しました。

 いまや外国産でも1本1800円程度もするようになってしまいました。そこで、今回はうなぎの使用量を極限まで節約したうな丼を作る方法を考えます。

 単純に減らすだけでは、残念な見た目になってしまいます。この難題をクリアするために、まずは最新の総菜容器を観察しトレンドをキャッチアップします。

 露骨な上げ底は見られなくなったようですが、代わりにソースの容器を内包するなどの工夫がされているようです。傾けてみるとソースは満タンまで入っているわけではありませんでした。

 次に蒲焼きを大きく見せることを考えます。1/6にカットしたうなぎをそのまま乗せたのでは見た目がさみしくなります。そこで斜めにカットし断面を増やします。

 ここで突然、数式が登場します。角度θでカットし重ならないように並べると、うなぎのカバー率は1+h/(ltanθ)倍になるんだそう。この難解極まる説明には「?」「三角関数は具材をケチるのに役立つ」といったツッコミが入ります。

 節約食器を制作します。このために3Dプリンターを導入したそうです。開口部を狭くして上から見える面積を減らし、許容ギリギリまで分厚くすることで内容量を削減。お椀の一部を大胆に切り取り、薬味ボックスを作りました。

 薬味ボックスのおかげで、底の反面が大胆に容量削減されています。デジタル粘土に食品衛生法適合のウレタンニスを塗って仕上げます。

 盛り付けにも、卵焼きを使うなどの工夫を凝らします。大きい薬味ボックスにちょこっと山椒を入れたら、「限界節約うな丼」の完成です。うなぎ代を300円に抑えたのに立派な見た目です。

 この高度な技術を使った節約料理には「鰻重代<<容器代」「節約の過程で3Dプリンターを導入するな」といった楽しいツッコミも寄せられています。コメント欄も盛り上がっていますので、興味を持った方はぜひ動画もご視聴ください。

視聴者コメント

あーなるほど完全に理解した
うまそう
こすいww
山椒入れにしてはでかすぎるw
面白かった

文/高橋ホイコ