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(MCU)ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」のリリースから約2年が経つ。現時点でシーズン2製作の話は出ていないが、プロデューサーのウェンディ・ジェイコブソンは、主人公ジェニファー・ウォルターズの“その後”について興味深いアイデアがあるようだ。

本作は、弁護士兼スーパーヒーローのシー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズを主人公とする物語。いとこのハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)から血液を得たことで超人的な能力に目覚めたジェニファーが、弁護士としての生活と“シー・ハルク”としての活動を両立する中で、様々な事件やトラブルに巻き込まれていく様子が描かれる。

米のインタビューにて、「シー・ハルク」シーズン2の可能性とアイデアを聞かれたジェイコブソン。「その質問の答えはわかりませんが、もし『シー・ハルク』の続編を作るなら……」として、2つの真逆のアイデアを明かした。

「『シー・ハルク』で好きな点は、このキャラクターの日常生活を描いていること。30代の女性が自分の人生、キャリア、友人関係を切り拓こうとする話で、たまたまハルクに変身できるんです。なので、この部分をもっと掘り下げてみたいと思っています。

またコミックには、シー・ハルクが宇宙に行き、リビング・トリビューナル(※)のために裁判を行うエピソードもあります。なので、ロサンゼルスを拠点とした超リアルな日常を描く話か、シー・ハルクをマルチバースや宇宙に導く話にしたいですね。」

(※)マーベルコミックに登場するコズミック・エンティティ(宇宙的存在)

どちらもファンにとっては興味深いアイデアだが、「シー・ハルク」シーズン2が実現する見込みは低いかもしれない。というのも、本作はMCUが最も多供給となった2022年の作品で、同年のマーベル作品はたびたびクオリティの低下が指摘されていた。その背景を考慮して、主演のタチアナ・マスラニーがシーズン2の予定は「ないと思います」「予算を使いすぎたんだと思います。ディズニー的にも“ノーサンキュー”って感じで」としていたことも。

とはいえマスラニー演じるシー・ハルクのファンたちは、彼女の新たな章を見たいはず。いつかジェイコブソンのアイデアが実現することを願うばかりだ。

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