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ホアキン・フェニックス主演DC映画『ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』において大きな注目ポイントとなるのは、やはりレディー・ガガ演じる“リー”ことハーレイ・クインだろう。これまでのコミックやアニメ、映像作品におけるキャラクター造形との違いを、監督であるトッド・フィリップスが英のインタビューにて語っている。

前作『ジョーカー』から2年後が舞台となる続編『フォリ・ア・ドゥ』。先ごろされた新たな予告編映像では、1作目の事件後、収監された施設内でアーサー(ホアキン)とリー(ガガ)が出会うシーンや、2人が最強にして最凶のヴィラン・カップルへと成長していく様が映し出されている。

ハーレイ・クインはコミックやアニメのほか、『スーサイド・スクワッド』(2016)をはじめとする全3作でマーゴット・ロビーが演じたことも記憶に新しい。ロビー版ハーレイ・クインはエキセントリックでクレイジーながらも、ポップでキュートなイメージも印象に残るキャラクターだったが、ガガはまた新たなハーレイ・クイン像を生み出した模様。フィリップスによると「彼女に親近感を見出す部分もいくつかある一方で、実にガガ自身による解釈、(共同脚本家の)スコット・シルヴァーと私の解釈もあります」とのことだ。

「ガガは、チャールズ・マンソンが、彼を崇拝する少女たちを従えたような感じになっていきました。収監された殺人者たちが、彼らを尊敬する人々を従えるような感じです。映画でのハーレイの描き方は、コミックから受け継いでいる部分もいくつかあります。しかし私たちはそれを参照し、自分たちがやりたいような形で飾り付けていきました。」

チャールズ・マンソンといえば、世界の犯罪史にその悪名を残すヒッピーのコミューンの指導者だ。映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)の題材にもなった「シャロン・テート殺人事件」を「マンソン・ファミリー」とともに率いた人物に擬えられていることから、ガガ演じるハーレイ・クインはその凶悪性で大きなカリスマ性を放っているのだろう。また、歌手として女優として、時代のアイコンとして多大な影響力を持つガガ自身のカリスマ性もキャラクターに色濃く反映されているはずだ。

ガガの出演が決定した当時、ロビーは「彼女ならやってくれる」と新たなハーレイ・クインの誕生に喜びのコメントを。ガガ版ハーレイ・クインはロビーの期待を上回ることとなるだろうか。キャスティング・ディレクターのフランシーヌ・マイスラーはすでに「皆さんも驚愕すると思います」とガガの演技をしている。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日、日本公開。

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