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世界最大のポップカルチャーの祭典である「サンディエゴ・コミコン2024」が今年も盛大に執り行われ、会場内最大ホールである「ホールH」ではマーベル・スタジオの最新のプレゼンテーションが行われた。6,000人以上を収容するこの会場で、(MCU)最新作『ファンタスティック・フォー』の新情報解禁が行われた。米などが伝えている。

新たに、タイトルが『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ(The Fantastic 4: First Steps)』となることが発表された。

監督を務めるのは、「ワンダヴィジョン」(2021)(2023)のマット・シャックマン。プロダクションデザインの着想元は『ブレードランナー』(1982)や「∀ガンダム」(1999 )などで知られる伝説的デザイナーのシド・ミードだといい、「1960年代のレトロ・フューチャー」というデザイン方針も語られたという。「私にとって、1960年代は楽観主義の象徴です」「私は『ファンタスティック・フォー』が大好きです。彼らの“べき集合”が大好きです。コミックに忠実でありつつ、現実にも忠実にやりたい」と、シャックマンコメントしている。

『ファンタスティック・フォー』は過去に旧20世紀フォックスで映画化された、マーベル・ユニバース初のスーパーヒーローチーム。新たにミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役をペドロ・パスカルがインビジブル・ウーマン/スー・ストーム役をヴァネッサ・カービーが、ザ・シング/ベン・グリム役をエボン・モス=バクラックが、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役をジョセフ・クインが演じる。このイベントに先駆けては、4人の集合写真が。

イベントでは、作曲家として『ドクター・ストレンジ』(2016)やMCU版『スパイダーマン』3部作のマイケル・ジアッキーノの就任も明かされた。登壇したキャスト陣は週明け月曜日にイギリスに戻り、撮影に取り掛かるという。

主演のパスカルは、監督のマット・シャックマンとは25年来の付き合いで、マネージャーも同じだったことがあり、一時はルームメイトになりかけていたというほど親密な間柄なのだという。

イベント会場では、空飛ぶ車が出現する大掛かりな演出が行われたようだ。さらに、現地限定で特別映像も上映。ニュース番組風のもので、ミスター・ファンタスティックが退屈そうな教室で『ファンタスティック・サイエンス』を講義する様子や、空飛ぶファンタスティックカー、宇宙服、ロケットの打ち上げ、ザ・シングがデート番組で謎の出演者として登場する様子などが見られ、最後はメイン・ヴィランであるギャラクタスの登場で締めくくられたそうだ。

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『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ(原題:The Fantastic 4: First Steps)』は2025年7月25日、US公開。

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