スペインから輸入された真空パックのゆでだこをコストコで発見。『FONCASAL ゆでだこ』はたこを煮汁ごと真空パックにしてあります。

魚介コーナーで見かけるKIRKLAND Signature印の『刺身用蒸し真だこ』と、どっちを選ぶべき? その特徴やコスパをチェックしてみました。



『FONCASAL ゆでだこ』の価格・内容量は?

こちらがコストコで販売されているFONCASALの『NUCHAR ゆでだこ(Cooked Octopus)』(品番:8506664)。内容量500gで、お値段は2,998円(税込)です。100gあたりのコスパ(単価)は500円ほど。

ちなみに、売り場のプライスカードには「FONCASAL(スペイン) ゆでだこ」と書かれていたりします。

スペインのシーフードメーカー・FONCASALのブランド「NUCHAR」の商品を、コストコが輸入。「FONCASAL」「NUCHAR」は、それぞれ「フォンカサル」「ヌチャー」と読むんですかね〜?

モーリタニア産のたこを塩ゆでして、真空パックにしたもの。開封してみると、ゼラチン状の煮汁も入っていました(温まると溶けて液体になる)。

コスパを比較してみた

コストコでは、『刺身用蒸し真だこ』も見かけます(こちらもモーリタニア産)。どちらのほうがお買得なのでしょうか。そこで、100gあたりの価格を比較してみました。

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コストコの『刺身用蒸し真だこ』はタコ飯とか美味アレンジいっぱいだしお買い得コストコで販売されている『刺身用蒸し真だこ』はご存知でしょうか。 モーリタニア産の真だこを使用。1パック800g超と、スーパーなどではなかなか見かけないボリューム…

ちなみに、原材料欄を見ると、本品は「たこ」で、『刺身用蒸し真だこ』は「マダコ」です。また、ゆでだこと蒸しだこの違いがあるので、単純な比較をできるものではありませんが、目安として参考にしていただければ。

スクロールできます

『刺身用蒸し真だこ』の最近の価格は、100gあたり399円。それに対して本品のほうが20%ほど割高という結果に!

本品のほうが真空パックなので消費期限がやや長いというメリットはありますが、コスパ的にはなかなか手が伸びにくいかも…。

たこらしい味と食感だが表面のヌルヌルが気になる

調理済みなので、そのまま食べることも可能。ムチムチ食感で、ほんのり塩気の効いたたこのうまみを味わえます。

ただ、表面がヌルッとしているのが、ちょっと食べ慣れない印象です。また、煮汁のゼラチンは、たこの風味が強いいっぽうで、くさみに感じられるかも。

もし気になる場合は、開封後にゼラチンを洗い流し、ヌルヌルしている部分は包丁でそぎ落とすとよいでしょう。

その点、『刺身用蒸し真だこ』のほうが、水分をしっかり切ってあってヌルヌル感もないので、扱いやすいと言えそうです。

たことトマトのブルスケッタはさっぱりとした味わい

たことトマトのタパスを作り、パンにのせてブルスケッタにしてみました。

刻んだたことトマトに、チーズ、にんにく、オリーブオイル、ケイパー、塩、胡椒、レモン汁を加えて混ぜ合わせただけの簡単なものですが、さっぱりとした味わいで、食べやすいですね。ブルスケッタにしなくても、タパスとしてそのまま食べるのもアリですよ。

たこ飯にすると食感が柔らかになってグッド

たこ飯もなかなかグッドに仕上がりました。たこをぶつ切りにして醤油と日本酒のタレに漬け(煮込めばさらによし)、浸水済みの米、枝豆とともに、炊飯器で炊いたものです。

たこは弾力が残りつつも、絶妙に柔らかくなっていて、歯ごたえが楽しい!

カロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『FONCASAL ゆでだこ』は、100gあたり72kcal(炭水化物 0.5g、食塩相当量 1.02g)です。1パック(500g)の総計は360kcalですね。

1家族(4人を想定)で消費(1パックを完食)する場合は、1人あたり125gでカロリーは約90kcalとなります。また、コスパは1人あたり750円という計算になります。目安として参考にしてください。