昨季はロサンゼルス・クリッパーズでプレーしたラッセル・ウェストブルック(2024年2月2日撮影)。(c)Gregory Shamus/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)が、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)からウェーバーを経てフリーエージェント(FA)としてデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に移籍する見通しだと、地元紙デンバー・ポストが18日に報じた。

 ウェストブルックは6月に400万ドル(約6億2000万円)のプレーヤーオプションを行使してクリッパーズに残留していたが、この日サイン・アンド・トレードでユタ・ジャズ(Utah Jazz)に移籍。ジャズがこれから契約のバイアウトに合意し、ウェストブルックはナゲッツに加入する方向となった。

 35歳のウェストブルックは昨季大半でベンチスタートとなり、レギュラーシーズンの先発出場は11試合にとどまる中で1試合平均11.1得点、5.0リバウンド、4.5アシストを記録。チームはプレーオフ進出を果たしたものの、1回戦でダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に敗れた。

 トリプルダブル数で歴代1位の199回を記録しているウェストブルックは、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)でキャリア最初の10年間を過ごした後、ここ7シーズンではナゲッツが6チーム目となる。

 ナゲッツではトリプルダブル数で歴代4位の130回を記録しているセルビア出身のスター選手ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)とタッグを組む。

 ナゲッツは2022-23シーズンにファイナル初制覇を果たしたが、昨季はプレーオフのウエスタンカンファレンス準決勝でミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)に敗れた。

【翻訳編集】AFPBB News

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