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体育館で熱中症患者が相次いで発生したらどう対応すべきなのか。そうした場合を想定した訓練が熊本市で行われました。

【写真を見る】「室内で相次いで熱中症が発生したら」20人が症状訴えた想定で対応訓練 県立体育館の職員など約70人が参加 熊本

県立総合体育館の職員「大丈夫?(救急隊が)もうすぐ来るよ」

訓練には熊本市西消防署の救急隊員や、熊本県立総合体育館の職員など約70人が参加しました。

熱中症で体調不良を訴える人が相次いだ場合の対応力の強化などが目的で、室内での訓練は西消防署では初めてです。

訓練はバドミントン大会の試合中に選手や観客20人が吐き気などを訴えたとの想定で、救急隊員が脈の速さや呼吸の回数などを確認して、治療や病院に運ぶ優先順位を決めるトリアージを行いました。

消防は「屋内でも気温が高ければ熱中症になるおそれがある」として注意を呼び掛けています。