リヴァプール、スペイン人GKアドリアンの退団を発表…“古巣”ベティスへの復帰が有力か

写真拡大

 リヴァプールは7日、スペイン人GKアドリアンのクラブ退団を発表した。

 現在37歳のアドリアンは、ベティスの下部組織出身で2012−2013シーズンにトップチームデビュー。その後はウェストハムでのプレーを経て、2019年夏にフリー移籍でリヴァプールへと加入した。新天地ではブラジル代表GKアリソン、アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーに次ぐ控えを務めており、在籍した5シーズンで公式戦通算26試合に出場。2023−2024シーズンは出番なしのシーズンを過ごしたが、経験を活かしながらチームをまとめ上げるなど、クラブに大きく貢献した。

 昨年7月にリヴァプールとの契約を1年間延長したアドリアンだったが、今回は新たな契約延長を拒否して退団を決意。クラブはX(旧Twitter)公式アカウントで、「アンフィールドでの5年間、クラブの成功に貴重な貢献をしたアドリアンは、この夏にリヴァプールを去る。 チームメイトやスタッフの間でも人気者だったアドリアンは、クラブ全員から祝福を受けながらレッズを去る。今までありがとう」とメッセージを送っている。

 なお、注目の新所属クラブについては、本人が以前にラ・リーガへの復帰願望を公言しており、スペイン紙『マルカ』はキャリアを歩み始めたクラブであるベティスと2026年までの契約を締結する予定だと主張した。