豪中銀6月会合議事録 インフレ上昇リスクを引き続き警戒、経済データに細心の注意払うことが重要

6月18日開催の豪中銀議事録が公表された。

豪中銀はインフレが2026年までに中銀目標に戻るという長年の見通しを変えるには最近のデータは不十分だったため、金利を12年ぶり高水準で維持することが適切だと判断した。予想以上にインフレが高止まりしていることから6月会合では金利引き上げも検討した。

インフレ上昇リスクを引き続き警戒する必要がある。現在、経済の不確実性が高まっているため経済データに細心の注意を払うことが重要。将来の金利変更の可能性を予測するのは困難。失業率は急上昇する可能性がある、賃金上昇はピークを迎えたようだ。