愛知県豊橋市の特別支援学校で28日、プールのポンプ室から有毒ガスが発生し、教職員が避難しました。

 消防などによりますと、豊橋市立くすのき特別支援学校で28日午前8時ごろ、「プールのポンプ室でタンクに誤って薬品を入れてしまった」と教員から119番通報がありました。

 学校では当時、プールの消毒作業が行われていましたが、教員が消毒用の薬品を別の薬品が入っていたタンクに誤って注入し、塩素ガスが発生したということです。

 有毒の塩素ガスは吸い込むと健康被害の恐れがありますが、児童や生徒は登校前で教職員もすぐに避難したため、体調不良を訴える人はいませんでした。

 学校は臨時休校となり、消防などが安全確認を進めています。