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ドラマ「スター・ウォーズ:アコライト」第5話『夜』では、本シリーズ始まって以来最大とも呼べる大きな場面が登場した。アクションシーンたっぷり、衝撃展開たっぷりのエピソードとなったが、あのキャラクターを演じたキャストは、驚きの場面もノリノリで挑んでいたそうだ。

この記事には、「スター・ウォーズ:アコライト」第5話『夜』のネタバレが含まれています。

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(C)2024 Lucasfilm Ltd. 「スター・ウォーズ:アコライト」第5話『夜』ジェダイたちの死とマスク男の正体

マスター・ケルナッカの捜索とメイの阻止のための任務に赴いていたマスター・ソルらジェダイ一同とオーシャ。「スター・ウォーズ:アコライト」第5話『夜』では、前話のラストでついに姿を見せた謎のマスク男とジェダイたちが激しい戦いを繰り広げていた。

ちなみにこのマスク男、口部分の歯のようなデザインが印象的なので、海外ファンの間では便宜的に「ダース・ティース」と呼ばれていたが、メディア上では“ストレンジャー”という名前のようだ。

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ジェキ・ロンはなんとかメイを逮捕するが、そこにストレンジャーが襲いかかってくる。まだパダワンのジェキは緑色のライトセーバーを二刀流にして戦うが、ストレンジャーには敵わない。マスター・ソルが合流して二体一となるが、ストレンジャーはヘッドバットでソルのセイバーを破壊。すかさず迎撃に入ったジェキはストレンジャーのマスクをエルボーで壊すが、直後にストレンジャーがセイバーを二刀流にし、ジェキを貫いてしまう。そしてマスクの下の男の正体は、メイの腰巾着のように振る舞っていた怪しい男、カイミールだった……。

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男は自身がシスであることを認めると、ソルとの間に過去の確執や、ジェダイにとって後ろめたいことがあると示唆する。ソルはメイのことを手にかけようとするストレンジャーを止めようとするが、彼女が人質状態となったため手が出せない。そこにヨード・ファンダーが奇襲をかけるが返り討ちにあい、あっけなく首の骨を折られて投げ捨てられてしまう。

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謎のヴィランの正体の判明、そして愛すべきジェダイの死(それも2人!)と、衝撃展開が次々と訪れた第5話。死亡してしまったジェキとヨードを演じたダフネ・キーンとチャーリー・バーネットは、このエピソードをある種楽しみにしていたという。特にダフネ・キーンはノリノリだ。米に語っている。

「ブロックバスター作品シリーズの監督には、自分たちのキャラクターを殺すことを怖がっている人が多い。復活させることは容易くやってしまうのに。そういうライターのトリックはなかなか厚かましいと思います」。どうやら思うところがあった模様のジェキ役キーン。しかし「アコライト」監督・脚本のレスリー・ヘッドランドは「本当にキャラクターを殺しちゃうので好きです」と好感を語っている。

「だって、危険なものにしないと、そもそも意味がないでしょう?どうやってストーリーに夢中になれるの?どうでも良くなっちゃうでしょう?レスリーにはライターとしてのバックボーンがあります。愛すべきキャラクターを描いておいて、それをまるで豚のように虐殺する。“これが私たちのヴィラン。彼がとても大きくて怖いと実際に言うのでなく、本当に大きくて怖いところをお見せするのです”という感じです。」

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ジェキは期待の新キャラクターだったが、出番ももはやこれまで。途中で死亡するキャラクターであることは初めから知っていて挑んだわけだが、「実はそこに惹かれたんです」と話している。「ミーティングで最初に言われたことでした。“エイリアンの役なのですが、割と早い段階で死にます”と言われたんです。“やります!死ぬ役大好き!”と答えました」。

一方、ヨード役のバーネットは、また少し違った心構えだったようだ。「ドラマから退場したがる人はいません。でも、死ぬとわかっているキャラクターを演じるのは、ちょっと楽しんです。いきなり切られて、来週から仕事がなくなるっていうのだったら最悪ですけど、何が起こるかわかっているなら、もうちょっとコントロールが取れますから。ポジティブに考えようとしましたね」。

いわく、キーンとバーネットは自分たちが死ぬことについて「よく冗談を言っていた」そうだ。「現場で誰かが文句を言うたびに、私とチャーリーは“落ち着こ?私たちあと二週間で死ぬんだよ?”と言っていました」。

殺害シーン撮影の前日、はしゃいでいたキーンはソル役のイ・ジョンジェに「私、明日死ぬんだー」と話したそうだ。イ・ジョンジェの反応は、「だといいですね」というもの。現場のみんな、キーンの死ぬ死ぬジョークに乗ってくれていたという。

しかしいざ撮影となるとなると、バーネットはジェキの死亡シーンの撮影に立ち会うのを拒否した。「冗談じゃない。彼女が大好きだった。彼女の死を4回も見たくない。辛すぎる。悲しい。見たくない」。ヨード同様、真面目な考えがあるのだろう。

一方、キーン本人はウキウキで撮影を楽しんだ。「死ぬシーンはすごく楽しかった。あいつのヘルメットを外せて嬉しかったです」とコメントしている。

「スター・ウォーズ:アコライト」はで独占配信中。

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