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【第1話】から読む。

前回からの続き。私はレイ。無事に出産を終え、私たちは娘のカンナを新しい家族として迎え入れました。「これでスバルも良いパパになってくれるはず」と信じていた私ですが、そんな淡い期待は見事に打ち砕かれました。それどころかスバルのモラハラは、より強くなってしまった気がします。カンナのこともまったく可愛がってくれません。スバルからは、亡くなった私の親についての一線を越えた暴言まで吐かれて、私は鬱々とした気持ちで毎日を過ごすようになりました……。



昼は部屋で泣きながらカンナのお世話をして、夜になるとスバルが私に向かって記入済みの離婚届をチラつかせながら罵詈雑言を吐くのを聞きながら泣いています。私にとってつらい日が何日も続きます。しかし私には頼れる人がいないのです。

そんなある日、カンナの1か月健診があって私は久しぶりにちゃんとした外出をしました。



病院のスタッフさんたちは、親身になって話を聞いてくれました。そして、まずは保健師さんに相談してみてはということになったのです。

さっそく、保健師さんがわが家を訪問してくれました。私は保健師さんにもスバルのモラハラがひどいうえにカンナの面倒を見てくれないこと、離婚届をチラつかせられていること、頼れる人がいないことなどすべてを話しました。



いろいろと説明をしてもらううちに、私は「行ってみたい」と思いました。しかしスバルに黙って行くわけにもいきません。



スバルのモラハラを受けて、毎日涙が止まらなくなってしまった私。

保健師さんからは宿泊型の産後ケアを勧められました。産後のママたちがゆったりと過ごすことのできる施設のようです。

興味を持った私はさっそくスバルに相談したところ、スバルは「無駄遣いだ」と大反対。挙句の果てには「離婚だ」と叫んで記入済みの離婚届を投げつけてきました。私は行くことすら許されないのでしょうか。今日も涙が止まりません。

【第4話】へ続く。

参考・こども家庭庁|産後ケア事業の概要|P.3)

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・まゆか! 編集・横内みか