国の文化審議会による答申が24日に行われ、国東半島の六郷満山の寺院が国の史跡に新たに指定される見通しとなりました。

神仏習合による豊かな仏教文化が花開いた国東半島。そこに点在する寺院などの総称が六郷満山です。

このうち大分県豊後高田市の天念寺や国東市の岩戸寺など4つの寺について、国の文化審議会が24日文部科学大臣に答申し「六郷山」として国の史跡に指定される見通しになりました。

このほか既に史跡に指定されている大分市の大友氏遺跡の唐人町跡と推定御蔵場跡について、およそ1300平方メートルが追加指定されます。
また臼杵市の臼杵磨崖仏の敷地内にある古園石仏の遺構の一部も追加指定される見通しです。