やす子

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 お笑いタレントのやす子が24日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話 復活2時間SP」(午後9時)に出演。昨年の番組出演本数330本、CM出演18本という超売れっ子の裏の素顔を明かす一幕があった。

 中学時代から描いていたという得意の漫画の連載を女性誌「JUNON」で持つ横顔も披露した、やす子

 故郷の山口県に帰郷してのロケでは「あんまり家庭環境が良くなかった。父親とは2歳くらいで別れてるので」と2歳で両親が離婚、母の女手一つで育てられたことも告白。

 番組では「安井かのん」という本名を明かした上で「母親は朝早くから遅くまで働いているイメージで大変そうだなというのと、洗濯機がなかったのでシャンプーで体操服を洗ったり、パンの耳で過ごしていた夏休みを覚えてますね。生きるために必死だった」と話すと、「あとは友だちに家庭環境が悪いことを悟られたくなくて、明るく振る舞っていた気がします」と続けた。

 「中学生の時は漫画家さんになりたいと思っていたんですけど、ウチの家庭はそこまでオカネがないし、就職しないといけない空気なんだなってのは小学生くらいからは分かっていました」と話し、高校卒業後の自衛隊入りの理由も「住む所がある所に暮らそうと思って、衣食住がそろっているのが、山口県はパチンコ屋か自衛隊しかなくて。受かった時は、これでようやく好きな物が食べられるかなと安心したのを覚えてます」と明かした。

 最後に現在の夢について「母子家庭で厳しい時もあって、おなかいっぱい食べたいなって思う時もあって。子ども食堂みたいなものにお世話になったことがあって、今、おなかが空いてるなあという子どもたちとかに、いっぱい食べさせたいというのはありますね」と話していた。