学生ボランティアがネットパトロール 警察「着眼点が違い、心強い」
![委嘱状を受け取る学生たち=2024年6月19日午後1時12分、高知市の県警本部、原篤司撮影](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/4/54967_1509_ba93ee02_81bb5622-m.jpg)
高知工科大(高知県香美市)と高知開成専門学校(高知市)で情報通信技術などを学ぶ計23人の学生たちが19日、県警の「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けた。
インターネット上で犯罪につながる情報を見つけて通報する役割を担い、任期は1年間。
「サイバー防犯ボランティア」の委嘱式後、記念写真に納まる学生たち=2024年6月19日午後1時18分、高知市の県警本部、原篤司撮影
高知工科大の学生団体「サイカット」は10回目、高知開成専門学校の「セントラル キャラクターズ」は2回目の委嘱。昨年1年間で両団体は違法薬物の売買や闇バイトなどに関する計308件を通報した。県警の担当者は「我々とは着眼点や検索の仕方が違い、とても心強い」と言う。
子供たちへの防犯教育にも取り組むサイカットの仲村樹代表(20)は、大学の授業の合間のパトロールが日課。「去年より1件でも多く見つけたい」と話した。(原篤司)