災害時に役立つ「発電機」は定期的にメンテナンスして! 警視庁が“エンジンオイル”の交換方法を解説
災害時にあると便利なのが「発電機」です。警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)が、発電機を定期的にメンテナンスするよう呼び掛けるとともに、エンジンオイルの交換方法について、Xの公式アカウントで紹介しています。
年に一度のオイル交換を推奨
警視庁は「近年はカセットボンベが使えるタイプも普及して使いやすくなりました。ですが、どの発電機も定期的にメンテナンスを行わないと、いざという時に動きません」とXに投稿。
その上で、発電機のエンジンオイルの交換方法について、次のように説明しています。
【エンジンオイルの交換時に用意する物】
・発電機
・ゴム手袋
・オイルジョッキ
・ペーパータオル
・エンジンオイル
・受け皿
・タオル
・取扱説明書(作業前に必ず一読すること)
【エンジンオイルの交換方法】
(1)エンジンオイル給油口の場所を確認
(2)新しいエンジンオイルをオイルジョッキに入れる
⇒オイルジョッキを使用すると、オイルをこぼさずに入れることができるのでお勧め。
(3)オイルキャップを外し、古いオイルを受け皿に移す
⇒古いオイルは自治体によって処分方法が異なる。事前に処分方法を確認すること。
(4)エンジンオイルを規定ラインまで入れる
⇒規定量より多すぎても少なすぎても、発電機に深刻なダメージを与える可能性があるため、必ず規定量を入れること。
(5)エンジンオイル交換後に発電機を始動させ、各種警報ランプがつかないか確認したら、作業終了
警視庁は、エンジンオイルの交換頻度について「最低でも1年に一度の頻度で交換すると良いと思います」とアドバイスしています。自宅に発電機がある場合は、機器の状態を確認するとともに、エンジンオイルを交換してみてはいかがでしょうか。