イタリア・セリエA、アタランタのシャルル・デ・ケテラーレ(手前左)ら(2024年5月2日撮影、資料写真)。(c)Sylvain THOMAS / AFP

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【AFP=時事】23-24イタリア・セリエAは12日、第36節の試合が行われ、アタランタ(Atalanta)は2-1でライバルのASローマ(AS Roma)を下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場に大きく前進した。またこの結果、ボローニャ(Bologna FC)とユベントス(Juventus)のチャンピオンズリーグ出場が確定した。

 初のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)決勝に進出して勢いに乗るアタランタは、開始20分のシャルル・デ・ケテラーレ(Charles De Ketelaere)の2ゴールで勝利。チャンピオンズリーグに出場できる最後の一枠となる5位をキープし、1試合消化の多い6位ローマに勝ち点3差をつけた。

 アタランタはこの後15日にユベントスとのイタリア杯(Italian Cup 2023-24)決勝に臨む。

 敗れたローマは、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)の前に4強敗退となったヨーロッパリーグに続き、苦汁をなめることになった。

 これで今季5位に入る可能性は極めて低くなったが、6位に終わった場合でも、アタランタがヨーロッパリーグで優勝すればチャンピオンズリーグに出場することができる。

 また、アタランタの勝利を受け、3位ボローニャのチャンピオンズリーグ初出場が決まった(前身のヨーロッパチャンピオンズカップ<European Cup>には1964-65シーズンに出場)。ユベントスも残り2試合でローマとの勝ち点差が7に広がり、同大会出場が確定した。

 7位ラツィオ(SS Lazio)は2-0でエンポリ(Empoli)を退け、ローマとの差を1ポイントに縮めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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