未来少年コナン役・加藤清史郎、1970年代に作られた物語「驚きを日々感じています」
同舞台は、1978年にNHKで放送された、宮崎駿氏の初監督作品である連続アニメを基にした作品。今も語り継がれる、その伝説的な冒険活劇を題材にして、東京池袋・東京芸術劇場 プレイハウスにて5月28日（火）から上演される。
この日は、大型商業施設内の一部を借りて、プロモーションが行われた。主人公のコナンを演じる加藤は、「稽古を進めていく中で、この物語が1970年代に作られたという驚きを日々感じていますね」としみじみ語った。
船長・ダイス役を演じる宮尾は、幼少の頃に原作アニメを触れており「僕は子供のときに再放送を観ることが出来たのですが、とても大好きな作品の一つでした」と振り返りつつ、「大人になって気づいたのですが、47年も前に、VR（仮想現実）の世界やメタバースのことを描いていて、先見の明があったことにとても驚いています」と加藤の言葉に同意していた。
コナンの相棒・ジムシー役を演じる成河は、原作のメッセージ性を取り上げ「今の各国が抱えている現代社会の問題を、凄くシビアに提起していて、それらの問題が40年以上経っても解決していない。解決していないどころか、より悪くなっていたりもする。それは難しいことなのか、ぜひ、お子さんと一緒になって考えてもらえれば嬉しいです」と家族揃っての来場を呼びかけていた。
▼ （左から）宮尾俊太郎、加藤清史郎、成河
▼ 舞台『未来少年コナン』ティザー映像
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