コンビニ「ナポリタン」食べ比べ!ローソン・ファミマ・セブン、食感や味わいの違いはあるの?
ナポリタンは、日本発祥の料理といわれています。多くの人に愛されているナポリタンは、コンビニ各社でも販売されています。
今回はコンビニ大手3社(ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン)のコンビニオリジナルナポリタンを食べ比べ。重量や味わいの違いなどを検証しています。
最も重みがあるのはセブン-イレブンのナポリタン
容器の重さを含めていますが、セブン-イレブンが最も重みがあり352g。次いで、ローソン334g、ファミリーマート325gです。
ちなみに、今回比較のコンビニナポリタンで最も価格が安いのは、セブン-イレブンです。セブン-イレブンのナポリタンはお得度も高いと言えるでしょう。
●ローソン「ナポリタン」451円(税込)
●ファミリーマート「ファミマ・ザ・ナポリタン」430円(税込)
●セブン-イレブン「昔なつかしナポリタン」421円(税込)
ローソン「ナポリタン」451円(税込)実食レポ
ケチャップの旨みを感じるナポリタンで、喫茶店に出てくるような味わいに仕上がっています。
1食当たり、520kcal・たんぱく質19.8g・脂質17.4g・炭水化物75.0g・食塩相当量4.37g。
具材は玉ねぎ、ベーコン、焼ピーマン、粉チーズ、パセリです。
麺は太めで少しもっちり。学校給食で出てくるようなソフト麺に食感ですね。少しだけ酸味がきいていますが、ケチャップで味付けされているスタンダードなナポリタンに仕上がっています。
ベーコンは、ほどよくやわらかく良いアクセントになっています。一方、玉ねぎがやや固めで苦みがあり、好みはわかれそうなところです。
ネット上では「麺がもちもちでおいしい」「安定感のある味わい」といった声があがっています。
ファミリーマート「ファミマ・ザ・ナポリタン」430円(税込)実食レポ
旨みと甘みの感じるケチャップ&トマトのソースを感じる味わいに、仕上がっています。隠し味にはウスターソースやマーガリンも。
1食当たり、539kcal・たんぱく質16.4g・脂質17.1g・炭水化物82.8g・食塩相当量4.4g。
具材は焼玉ねぎ、ウインナー、ピーマン、チーズ、パセリです。
麺は細めで、やわらかめ。パセリとよく絡み合って、香ばしさを感じます。トマトの旨味や甘みが感じられ、酸味はほとんど伝わってきません。
今回実食しているコンビニ3社のナポリタンの中で、唯一入っているソーセージ。ナポリタンはソーセージと共にいただきたい人におすすめです。
ネット上では「酸味がおさえられていて食べやすい」「トマトの味わいが濃厚」といった声が出ています。
セブン-イレブン「昔なつかしナポリタン」421円(税込)実食レポ
旨味のあるケチャップソースで、定番のナポリタンに仕上げています。「おすすめ」ラベルが貼られており、セブン-イレブンが推している商品なのでしょう。
1食当たり、456kcal・たんぱく質16.8g・脂質12.9g・炭水化物71.2g・食塩相当量4.6g。
具材は玉ねぎ、ベーコン、ホワイトマッシュルーム、ピーマンです。
麺は太めで、食べ応えがあります。少々ほぐれにくく、麺同士が絡まっている箇所もあり、よくかき混ぜてからいただくのがおすすめです。味わいは、トマトケチャップの酸味とベーコンの旨味でコクが出ています。
ベーコンや野菜は、ほどよくやわらかめ。甘酸っぱいトマトケチャップと調和しています。
ネット上では「安定感のある美味しさ」「ベーコンの存在感が◎」といった声が出ています。
オーソドックスなナポリタンを求めるならばセブン-イレブン「昔なつかしナポリタン」がおすすめ
急にふと食べたくなるコンビニ「ナポリタン」。3社ともに安定感のあるおいしさで、大きな差はありません。
ローソン「ナポリタン」は、酸味と甘みのバランスが良い一品。一方、ファミリーマート「ファミマ・ザ・ナポリタン」は、麺が細めで具材としてベーコンではなくソーセージを求めている人におすすめです。
そして、セブン-イレブン「昔なつかしナポリタン」は、ベーコンの旨味もうまく調和しているコクのあるトマトケチャップが決め手で、昔なつかしく、オーソドックスなナポリタンを求めている人にぴったり。また、3社の中で最も重みがあり、コストパフォーマンスも良いと言えるのも嬉しいポイントです。
コンビニ各社の「ナポリタン」は、味わいの特徴に大差はありませんが、入っている具材や麺の食感などが違うことがわかりました。ぜひとも、気になるコンビニナポリタンをお試しください。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。