17日深夜、四国で最大震度6弱、広島県内でも震度4を観測する地震がありました。就寝中など夜に地震が起きたらどうすればいいのでしょうか。

広島市安佐南区の田原潤さんは、2014年の広島土砂災害で避難所の運営に携わったことをきっかけに防災士の資格を取りました。

自宅2階の専用のラックに防災グッズがまとめられています。

防災士 田原 潤さん「1階が浸水してもいいように考えて、長靴や寝袋、3日分の食糧をストックしています」

17日の地震は就寝している人も多い午後11時すぎに起こりました。日中ではなく夜間に大きな地震が起こったら…どういう備えや対応が必要になるのでしょうか。

「枕元にすぐ電気がつけられるよう懐中電灯を置いています。真っ暗でも緊急時には役立つかなと思います」

ガラスが割れたり物が散乱したりすることを考え、ベッドの近くに靴やスリッパを置いておくのも大切な備えだそうです。

このほかにも寝室自体に工夫が…

「(周りの物を)つっかえ棒などで倒れないようにするなど、防災士になった時に(寝室にある)危険なものは全部取り除いたのでスッキリしました」

いつ起こるか分からない地震などの自然災害。夜間などさまざなケースを想定しておくことが必要となります。

「自分の家がどういう場所にあるのか日頃から確認しておくことが1番大事」