アップルは生成AIで新境地を開く……株主総会でティム・クックCEOがコメント
Apple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは年次株主総会にて、同社は2024年に生成(ジェネレーティブ)AIで「新境地を開拓する」と述べました。
AppleとAIの関わりについては、「iOS 18」や「iPhone 16」「次期Mac」にて、AI機能が大幅に強化されるとも噂されています。また、中止された電気自動車開発プロジェクト「Apple Car(仮称)」の開発メンバーも、AI関連事業に配置転換されるようです。
Cook氏はAppleの生成AIへの注力について、「ユーザーにとって革新の機会が開かれると信じている」と語っています。なお、具体的にどのような機能やサービスが提供されるのかには触れられていません。
一方で株主総会を前に、大株主がAppleへのAIツールの使用に関する開示を迫る動きもありました。しかし総会では、AIの透明性に関する報告書を求める提案は否定されたと報じられています。
Apple Carのプロジェクトを切り捨て、AI事業への注力をすすめるApple。まずは今年リリースされる「iOS 18」にて、どのような便利なAI機能が搭載されるのかに注目したいものです。
Source: Financial Times via MacRumors 1, 2