Apple(アップル)が、カメラつき「AirPods」やスマートリング、スマートグラス(眼鏡)の開発を長年にわたり検討してきたと、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Ivan_Shenets / Shutterstock.comより

 

Appleといえば、今月には空間コンピューター「Apple Vision Pro」を発売。あちらは視界をすべて覆うヘッドセットですが、より眼鏡に近いスマートグラスの登場を期待する声も長く存在しています。さらに先日には、Appleがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発しているとの情報も報じられています。

 

今回の報道によれば、Appleは低解像度のカメラセンサーをAirPodsに組み込むことを検討しているとのこと。これにより、AirPodsが「人々の日常生活を支援する、AI(人工知能)機能を提供できる」と伝えています。

 

スマートリングに関しては、健康とフィットネス機能に焦点を当てた製品のアイディアを、Appleが数年前に健康チームの幹部に提示されたとのこと。このスマートリングはiPhoneとデータが同機できる、「Apple Watch」の低コストな代替品になる可能性があると伝えています。

 

スマートグラスに関しては、スピーカーやカメラ、健康センサー、AI機能を搭載した「AirPodsの代替品」となる製品を検討しているとのこと。現在はハードウェア・エンジニアリング部門で技術調査が行われており、発売はまだ先のようです。

 

報道にあるとおり、これらの未発表製品は「検討中」であり、実際に登場するかどうかは不透明です。スマートリングは技術的ハードルもそれほど高くないと思われるので、実際の製品投入に期待できるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors