優しげなルックスとは裏腹に骨太なマインドと男気を兼ね備え、数多くの作品で活躍する俳優・高杉真宙さん。放送中のドラマ『となりのナースエイド』で天才外科医を演じる高杉さんに、「自分時間」や「2023年に達成したこと」について聞きました。

高杉真宙さんインタビュー。「忙しいときは無理に『自分時間』をつくらない」

映画、ドラマ、舞台と忙しく活躍する高杉さんも「家事のなかでは、掃除は苦手ですが洗濯は得意。色もので分けたり、靴下は履き心地が悪くなるから乾燥機にはかけないなど、小さなこだわりもあります」と言います。そんな高杉さんに、インタビューが掲載された号の特集である「自分時間」についても聞いてみました。

「僕は忙しいときは無理に自分の時間をつくろうと思わないですね。その期間は『まぁ、いいか』って感じで仕事に集中して。そのあと、少し余裕のある時期が訪れたら、そこでは無理やりにでも時間を確保します(笑)。その方がメリハリがつくし、自分のリズムにも合っているみたいです。自分時間の使い方は、漫画、アニメ、ゲーム。これは長い間ずっと変わっていません」

●ルールにしてしまえばがんばらなくても達成できる

一方、あえて「自分時間」と意識して時間を区切らなくても、2023年は新たに達成できたことがあったそう。

「“定期的にジムに通う”という目標をずっと達成できています。これはもう、最近でいちばんの快挙(笑)! 僕はもともと三日坊主で、しかも自分で『がんばらない』と決めている人間なんです。

それがどうして目標達成できたかというと、がんばるんじゃなくて“ルーティンにする”という方法を思いついたから。昔からマイルールみたいなものをつくって守るのが好きなんです。『よし、行くぞ』と一回一回気合いを入れるのは大変だし、面倒じゃないですか。でも、ルーティンにしてしまえば自動的にやるしかない。そうすると、おっくうなことも意外とこなせちゃうんです」

華やかな活動の背景には、自分の性格をよく知り、プラスに転じる工夫があるようです。