57歳・料理家の体型をキープする「食事のコツ」。タンパク質と発酵食品を意識
食べすぎで増えた体重や、年齢とともに“厚み”を増したおなか、お尻回り…。そんな悩みも日々の暮らしを見直せば、少しずつリセットできるんです! 料理家の藤井恵さんは、味見や試食を繰り返す料理家の仕事を長年続けていても、日々の努力で体型をキープしているそう。ここでは、毎日の夕方の習慣を教えてもらいました。太らない秘訣について、医師の工藤孝文先生の解説もチェック。
藤井恵さんの無理なくできるやせ習慣。仕事終わりに床をぞうきんでふき掃除
ふき掃除は料理家を始めた頃からの日課。「ある日、アシスタントがひざをつかずにふいているのを見てマネするように。股関節を大きく広げて、屈伸するイメージです」
有酸素運動をする
代謝アップや適度な筋肉をつけるためにジム通いをスタート。「自転車で行き、トレーニングをして帰ってくるまで40分。隙間時間に普段着のまま行けるのが、ちょうどいいんです」
ドライヤー中にスクワット10回!
ポイントは、背筋をしっかり伸ばし、ひざがつま先より前に出ないようにすること。「一度、回数を15回にしてみたら、やる気がいっきになくなったので(笑)、10回を厳守してます」
医師の工藤先生も、「下半身には、体全体の筋肉の60〜70パーセントが集中しているので、鍛えるなら上半身より下半身。スクワットを続ければ筋肉量が増え、基礎代謝が上がります」と太鼓判。
夕食前に水を1 杯。晩酌セットは糖質を控えめに
好きなものは我慢しないのが継続の秘訣。「私の場合、それがお酒。飲み物で糖質をとるので、食事では抑えめです。また、水を飲んでおくことでのどの渇きが抑えられて、最初の一杯からしみじみ味わえるのもメリット!」
藤井恵さんおすすめ!体型キープおかず
大豆製品や魚でタンパク質を手軽に摂取しながら、ここに発酵食品&食物繊維をかけ合わせるのが藤井さん流。
●マグロのネバネバ盛り
タンパク質×発酵食品×食物繊維
火をとおす必要のないお刺身も、手軽なタンパク質。発酵食品のたくあんと、ネバネバ野菜を合わせて。
●ナメコと厚揚げみそ汁
タンパク質×発酵食品×食物繊維
みそからは発酵の力を、ナメコからは食物繊維を。豆腐より高タンパクな厚揚げは、藤井家の常備品。
●納豆昆布と大豆のあえ物
タンパク質×食物繊維
煮豆はタンパク質がたりないときに気軽にプラスできる便利食材。ネバネバの納豆昆布とあえれば立派な副菜に。
妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください
極端なダイエットは健康を損なう恐れがありますので注意が必要です