プロが実践している節約ワザを紹介。節約アドバイザーの矢野きくのさんに、100円グッズを使った電気代の節約術を教えてもらいました。

100円ショップの節約グッズで水道光熱費ダウン

冬は水道光熱費がかさむ季節。それでも、少しの工夫でカット可能です。

【写真】窓からの冷気をシャットダウンする100円グッズ

「効率よく部屋を暖めるための断熱シートや隙間テープ、短時間で野菜の下処理ができる電子レンジ用調理器など、100円ショップには水道光熱費の節約に役立つグッズがいっぱい! 時短につながるものも多く、使わない手はありません」と、矢野きくのさん。

ほかにも、テレビのタイマー機能を節電に利用する方法や、お湯を使いすぎずガス代を節約する工夫など、プロならではの節約ワザは必見。今すぐ実践して、水道光熱費の上昇に負けない家計を目指しましょう!

窓ガラスにはって冷気をシャットアウト

せっかく部屋を暖めても、冷気が入ったら電気代のムダに。「窓ガラス断熱シートを窓の内側にはっておけばプチプチが空気の層になり、冷気を防いでくれます。内外の温度差がやわらぎ、結露の防止効果も」

・窓ガラス断熱シート 透明 縦90×横90cm \110(ダイソー)

タイマー機能を使ってテレビの電気代を節約

テレビは「朝は1時間」などと決めて、内蔵のタイマーをセット。自動でスイッチがきれるので、だらだら見続ける時間も電気代もカット!

足元から温めて冬の冷え防止に

冷えやすい足元は、フットウォーマーでカバー。「足首から下がすっぽり入って、足の指先をしっかり温めてくれます。湯たんぽや使い捨てカイロと併用すれば、エアコンいらずに」

・フットウォーマー 千鳥格子 幅30×奥行32×高さ10cm \330(ダイソー)

部屋の中でも防寒して暖房器具要らず

首元を温めると、動脈を通る血液が温まり全身がポカポカに。「すっぽりかぶれるスヌードは、家の中でも防寒に重宝。シンプルなので、服に合わせやすい点もうれしい!」

・スヌード(エコファー)ブラウン 縦20×横38×厚さ4.5cm \330(ダイソー)

ドライヤーと併用すれば約90秒速く髪が乾く

消費電力が大きいヘアドライヤーは、使用時間の短縮が節電のカギ。「マイクロファイバー製のヘアドライ手袋なら、手袋が水分を吸収して速く乾きます。時短にもなって一石二鳥!」

・ヘアドライ手袋 ピンク 縦24×横19×厚み 0.5cm \110(ダイソー)

冷気を逃がさず庫内の温度をキープ

冷蔵庫は開閉するたびに冷気が逃げ、暖かい部屋の空気と入れ替わるため、再度冷やすための電力が必要に。「冷蔵庫用のカーテンをつけて、少しでも冷気が逃げるのを防ぎましょう」

・冷蔵庫カーテン セパレートタイプ 各縦50×横12cm 10枚入 \110(ダイソー)

食品をすぐに取り出せるように“セット化”する

調味料などは「和朝食セット」「洋朝食セット」のように、使い道ごとにカゴにまとめておくと、サッと取り出せて便利&節電に!

ドアや窓の隙間から冷気が入るのを防ぐ

ドアや引き戸などの隙間は、テープでふさいで防寒。「すきまテープは、はるだけで隙間風が防げて、部屋の暖房効果が高まります。テープがクッションになって、開閉の音も静かに」

・すきまテープ グレー 幅1.5×長さ400cm \110(ダイソー)

深夜電力が安くなるプランにきり替えて節約

オール電化のわが家では、深夜電力が安くなるプランを契約し、洗濯機や食洗機は夜に集中利用。電気代を1万円以下に抑えています。

このコーナーで紹介したアイテムは、店舗によっては在庫がない場合がございます