ついつい増えがちな靴やバッグ、あなたはいくつもっていますか? 「50歳になったことで、ものの選び方や所持する数に変化があった」と、ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは語ります。今回は、奥田さんが年齢とともに見直した「靴とバッグの選び方」について紹介します。

靴:無理なく履ける5足がスタメンに

若い頃は靴が大好きで、ヒールの高い靴、サンダル、ブーツなどたくさんもっていました。ただ、40代に入ると高いヒールを履くと疲れやすくなり、ローヒールやフラットシューズの出番が増えるように。

【写真】疲れないイトーヨーカドーの靴

50代に入った今は歩きやすさを優先して、ローファー、バレエシューズ、3cm程度の低めのヒール、スニーカー2足の計5足を愛用しています。天気や季節によって、そこにサンダルと雨用のブーツをプラスすることも。

ライフスタイルによって何足がベストなのかは変わりますが、今の私には無理なく履けるこの7足が合っていると感じます。

40、50代になると、クッション性のいいものが気になりますよね。加えて私の場合、幅広の靴が履いていてラクです。

イトーヨーカドーの靴たちは、クッションが入っていたり、幅広の私の足にもフィットして履きやすいのがお気に入り。買いやすいお値段なのもうれしいポイントです。

 

バッグ:5つに絞り少数精鋭で丁寧に使うように

靴同様、バッグの選び方にも変化がありました。

若い頃はいろいろともっていましたが、年齢とともに重いものは手が伸びなくなるように…。

そこで、使っていなかったブランドのバッグは思いきって手放し、現在は洋服を選ばない黒色の小さめバッグ2つとリュック2つ、トートバッグの計5つにしぼっています。

5つまで減らしたバッグはどれもお気に入りなので、使用しないときは不織布につつんだり、型崩れしないようにあんこや除湿剤を入れて管理しています。数が少ないので手入れもしっかり行き届き、昔より大切に使えている気がします。

タイツ:シーズンはじめに3足購入し、シーズン終わりに処分

靴やバッグと同様に、気がついたら増えているタイツの数も見直しました。

「秋になったら40デニール・80デニールの黒タイツ、80デニールのグレータイツの計3足を購入して、春になったら処分」とルールを決め、管理しやすいように。

私の場合は毎日タイツを履くわけではないので、タイツ用の収納ボックスに入る数だけと決めています。

若い頃たくさんもっていたものを見直し、本当に必要なものを、必要な数だけに整理する。年齢を重ねて自分の暮らしを見直すきっかけにもなりますね。

なにをどれだけもつかはあくまで人それぞれ。皆さんも、自分にとってベストなものの数とその選び方を見つけてみてくださいね。