食べすぎで増えた体重や、年齢とともに“厚み”を増したおなか、お尻まわり…。そんな悩みも日々の暮らしを見直せば、少しずつリセットできるんです! 料理家の藤井恵さんは、味見や試食を繰り返す料理家の仕事を長年続けていますが、日々の食事とストレッチ、無理のない運動の積み重ねで、がんばりすぎずに体型をキープし続けています。ここでは、毎日の昼の習慣を教えてもらいました。太らない秘訣について、医師の工藤孝文先生の解説もチェック。

藤井恵さんの体型キープ習慣。昼食は栄養満点のヨーグルトボール

昼食でも、ヨーグルトときな粉でタンパク質を摂取! ナッツとベリーも積極的に食べています。

【写真】水は飲む目標量をボトルに入れておく

気づいたときに肩甲骨回しと水分補給。体の巡りをよくする

「肩甲骨を動かすと基礎代謝が上がると聞き、回したり、きゅっと寄せたり。体の巡りを意識して水もこまめに飲んでます」。水は飲む目標量をボトルに入れておけば、量が把握できて二重丸。

「背中や肩回りの筋肉をゆるめると、自律神経が整ってイライラによる食べすぎを防げます。水をこまめに飲むのも、腸を刺激して自律神経を整える効果があります」と、工藤先生も太鼓判。

デスクワーク中は腹圧を意識して座る

デスクワーク中は、おなかに力をぐっと入れて。「気づくとイスの背にもたれているので、そのたびに『あ!』と姿勢を正します」。簡単なことだけれど、これも小さな筋トレの積み重ね。

「姿勢保持や、家事で体をよく動かすといった身体活動の消費カロリーは、1日の消費カロリーの25〜30パーセント。じつはジムでのトレーニング以上の効果が」と、工藤先生。

藤井恵さんおすすめ!むくみ予防アイテム

仕事中は加圧ソックスを愛用。むくみは放っておくと、定着してしまうことも。「つま先のないふくらはぎ用タイプは洋服を選ばずに履けて便利ですよ」

休日は1時間ほど早歩きでウォーキング

できるだけ大股で、腕を後ろに大きく振り、肩甲骨を意識して動かすのがコツ。「スニーカーだけ履いて、いつもの服で。日常の延長だから続きます」

妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください

極端なダイエットは健康を損なう恐れがありますので注意が必要です