ESSEonlineに掲載された記事のなかから、2月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

卒入学式に学校行事、たまにしかないオケージョンシーンで服装に悩んでは新しい服を買いたしていませんか? 「セレモニー服は1枚のワンピースがあればいいんです」というのは、「65点の暮らし方」について発信している整理収納アドバイザーのハギヤマジュンコさん。卒入学式だけではなく、せっかく買ったセレモニー服を普段から着まわすコツを教えてくれました。

記事の初出は2023年2月。内容は執筆時の状況です。

卒入学服はしまい込まない。セレモニーにも普段にも着まわしてみる

卒業式や入学式など、セレモニー服を着る機会が増える時期です。主役はもちろん子どもですが、私たち親もどういった服を着ていったらいいのか悩みますよね。
卒業式入学式は時期も近く、同じメンバーで出席することも多いため、同じ服を着ていると思われるのが嫌だなぁとつい思ってしまうものです。

私は、オケージョン用の服は1着と決め、シンプルな黒のロングワンピースを持っています(そちらのワンピースを選んだ理由は、昨年ESSEonlineでご紹介しております。よければお読みいただけるとうれしいです)。

今回は、同じワンピースの雰囲気や印象を変え、卒入学式だけでなく、普段使いもしてしまおう! という、私なりの着まわしテクニックをお伝えします。

 

1:カジュアルに着る場合

ショッピングや映画、博物館などにおすすめなコーデ。
帽子やストール、靴でカジュアルダウン。帽子をかぶることで、一気にカジュアル度が増します。寒い日はインナーにタートルを重ねてもいいですね。
バッグもトートにして、実用的に。
とっ散らかった印象にならないために、色数を増やさないように心がけています。
そういう意味でも、黒のワンピースは真夏以外は使いやすいように思います。

 

2:スニーカーを合わせてさらにカジュアルにも

足元をスニーカーに、バッグをロゴ入りトートに変えるとさらにカジュアルに。
ワンピースのかしこまった雰囲気が和らぎ、ちょっとしたお買い物にもOKな気がします。

3:もし今年「卒業式」があるとすれば

いちばんの主役は子どもなので、控えめを心がけます。胸元はシンプルなネックレスで飾り、バッグをポイントに。
季節的に、寒さ対策としてストールを手持ちで持って行きます。

 

4:もし今年「入学式」があるとすれば

入学式はお祝い事なので、胸元は華やかなお花のコサージュを。配布物が多いため、サブバッグの入るシンプルなバッグを合わせました。
シンプルな靴に、シンプルな白の靴下をプラスしています。

 

5:かしこまった場所に行くとすれば

コンサートやレストラン、すごくかしこまった場所に行くときのアクセサリーは、王道ですがやはりパール。靴はシンプルに、黒のストッキングを合わせます。
バッグも黒のシンプルなものを持っています。

 

小物をそろえておくと、着こなしの幅が広がる

持っていると便利な小物。私の場合は、ピアスとブローチです。
パール、陶器、木など素材が異なるものをいくつか持っていると雰囲気を変えることができ、着こなしの幅が広がるのではないでしょうか。

セレモニー服を「お気に入りの1枚」として活用しましょう

年齢を重ねても着られるシンプルなワンピースを1着。そこに、その時々の流行の小物をプラスするだけで、大好きなワンピースを長く、たくさん着られます。
せっかくのセレモニー服。しまい込まず、おしゃれを楽しみたい! 遊び心を少したして、普段着としても着こなしてみてはいかがでしょうか?