保育園や幼稚園とは、暮らしのリズムや持ちものが大きく変わる小学校生活。入学前は、子どもも親もドキドキしてしまいますよね。今回は、整理収納アドバイザーで小学生の息子が2人いる、ESSEフレンズエディターのKEACONさん流・学用品の収納事情を紹介します。

子どもの収納はリビング近くに

小学生になったとはいえ、ひとりで集中して勉強するのはまだまだ難しい1年生。小学生の息子たちも、宿題は今でも毎日ダイニングテーブルでやっています。

【写真】ランドセル置き場は洗面所近くを定位置に

 

引き出しの仕切りには100均のキッチントレーを活用

宿題をする場所に準備しておきたいのが、鉛筆削りや消しゴムなど、よく使う文具の収納スペース。わが家では、ダイニングにあるカウンター収納の引き出しを文具収納として活用。

セリアやダイソーで購入できるキッチントレーを使って、鉛筆やペン、消しゴムなどを種類ごとに分けて収納しています。

鉛筆削りや、消しゴムのかすを吸い取るクリーナーもすぐ近くにスタンバイ。

なかなか集中力が続かない子どもたちは、なにかを取りに行った先でそのまま別のことをしているなんて日常茶飯事。集中して宿題に取り組むために、文具はダイニングテーブル近くにそろえておくのがおすすめです。

ランドセル置き場は手洗いとセットで考える

教科書や荷物が詰まった子どものランドセルは、帰ってすぐに投げ出したくなるのも納得の重たさ。わが家では、帰宅して手を洗うついでに荷物を下せるように、置き場所にひと工夫。玄関から洗面台までの通り道になるファミリークローゼットの中に、ランドセル置き場をつくりました。

ランドセルはフックになどには掛けずにそのまま置くだけ、エプロンや上靴など、ランドセル以外の荷物もニトリの「Nインボックス レギュラー」に入れるだけにしています。置くだけ、入れるだけなど収納方法をできるだけ簡単にすることが、「子どもが自分で片づける」ための近道。Nインボックスは別売りのキャスター(Nインボックス共通キャスター)をつけると、出し入れしやすくなるので便利です。

 

一度床に下ろした重たいランドセルを、後から別の場所まで運ぶのは大人だって面倒な作業。「ついで」に「簡単に」置ける場所を入学前に準備しておいてあげると、子どもも親も新生活がちょっとラクになりますよ。