今、団地での暮らしに注目が集まっています。「リノベーションすることで割安感のある好みの住まいになる」「建物がある敷地が広くて緑が豊か」といったことがおもな理由。

団地でひとり暮らしをしている77歳の漫画家・齋藤なずなさんの1日の過ごし方をご紹介します。

77歳団地暮らしの1日のスケジュール

仕事は午前中に。家事や用事は午後に。それが齋藤さんならではの生活ペース。

朝の一服で目を覚ます。これが若い頃からの習慣

夜中まで起きていることが多いので「起きるのは遅いですよ。朝からジョギングなんて私には無理!」と笑う齋藤さん。

まずはカフェインと電子ではないタバコで頭をすっきりさせることから1日がスタートします。

原稿は手描き。下書きから仕上げまでに4回清書

午前中は仕事の時間。鉛筆書きでコマ割り、下書きを進めて清書。さらに原稿用紙に書き写してペン入れします。「コンピューターで描こうとしたこともあるんですけど、操作を覚えるより手で描いたほうが速いんですよ」

買い物は近所の商店街へカートを引いて

まとめ買いをするわけではないので、一度の買い物はごく少量。それでも野菜などがかさばるため「買い物には両手があくようにリュックを背負って、買ったものはカートに入れて。少々重たいものでも、これで大丈夫」