スペシャルなおいしさのチョコレートが楽しめるバレンタインの季節。近年は「本命チョコ」や「義理チョコ」だけでなく、「自分チョコ」を買う人が増えています。「成城石井はハイクオリティな海外のチョコレートもリーズナブル。自分用なら最高のコスパ」と語るのは、成城石井マニアの朝岡真梨さん。2024年はユニークなフレーバーのチョコレートが大充実。成城石井・チョコレートバイヤーにお話を伺い、その魅力を徹底解剖します。

1:フランス直輸入!秋冬にしか買えないとろける口どけのトリュフチョコ

だれかに渡すチョコならばオーソドックスな王道チョコのほうが贈りやすいですが、自分用に買うならばちょっと変わったフレーバーにも挑戦してみたくなりますよね。2024年の成城石井は、個性あふれるヨーロッパのチョコレートが種類豊富です。

まず、ご紹介するのが、成城石井が毎年フランスから直輸入している秋冬限定の「マテス ファンタジートリュフ」。トリュフチョコのなかには外側をコーティングチョコで覆っているものもありますが、これはガナッシュのみ。

「温度変化に敏感だから、秋冬限定なんです」(チョコレートバイヤー)。一年とおして売ってほしい!

口に入れるとスーッとやわらかくほどけていき、味わいは濃厚。ウイスキーやワインなど余韻の長いドリンクとの相性がいいです。

一粒数百円しそうな味わいですが、個包装されることなく、箱のなかにたっぷり250g入って税込み1070円。最強コスパな商品です。個人的にはピスタチオのフレーバーもコク感があっておすすめです。

2:イタリア直輸入!ユニークな味わいのプラリーヌチョコ

ポップなカラーの包み紙がかわいい「ソリーニ ソリネッテ プラリーヌアソート」は、ソルティーキャラメル、ソルティーポップコーン、ビスケットブラウニーの3つのフレーバーが組み合わさった商品です。

ポップコーン味のチョコレートと聞いて、初めはびっくりしましたが、食べてみたら「どうして今までなかったんだろう!」と思うくらいすごくしっくり。甘みが濃厚で、ほどよい塩気とサクサクした食感がおもしろいチョコです。

ヨーロッパのチョコレートは価格が高いイメージがあります。

「成城石井は中身だけをイタリアから輸入して、3つのフレーバーをオリジナルのセットにして、箱ではなく袋で販売。だから税込み1070円というリーズナブルな価格が実現」(チョコレートバイヤー)。

毎日のコーヒーやお茶のおともにぴったりですね。

3:1912年創業のポーランドの老舗メーカーのチョコ

パッケージにポーランドの伝統的な模様がデザインされていて、売り場でもパッと目につく「ゴプラーナ プラリネピスタチオ」は、1912年創業の老舗メーカーのチョコレート。成城石井といえばピスタチオの商品が充実しているので、ピスタチオファンの人にはぜひ手に取ってほしい商品です。

「箱に入っていて、個包装もされているのに、税込み1070円。気軽なプチギフトにも最適です」(チョコレートバイヤー)

4:新しい味わいに感動!お茶とフルーツの珍しいフレーバーチョコ

成城石井の棚をみると、オリーブオイルにしても生ハムにしても、とにかく種類が多くてどれがいいのか迷ってしまうこともありますよね。そんなときは、とりあえず成城石井オリジナルの商品を選べば失敗がありません。

たとえばこれらの商品、じつは全部、成城石井のオリジナル商品のものなんです。ローマ字表記だったり、漢字だったり、形も、色も、ロゴもバラバラなのですが、よく見ると、ちゃんと“成城石井”と書いてあるんです。選ぶ際のご参考にしてくださいね。

クオリティが高いと人気の成城石井オリジナルチョコ。2024年に登場した新商品のなかでとくに注目したいのが「成城石井 香るチョコレート」のジャスミンティー&パイナップル(左)とルイボスティー&ストロベリー(右)です。どちらも150g入りで税込み962円。

口に入れた瞬間に爽やかな風味のジャスミンティーの香りがふわっと広がります。パイナップルのトロピカルな甘い香りが、絶妙なハーモニーを醸し出します。

意外な掛け合わせなので、好き嫌いが分かれるのかな? と勝手に想像していたのですが、ベースが口当たりのなめらかなホワイトチョコレートなので食べやすいおいしさでした。

「こちらはルイボスティー発祥の南アフリカ産ルイボス茶葉を煮出して抽出したエキスパウダーを配合」(チョコレートバイヤー)。

まろやかな甘みのホワイトチョコレートにストロベリーの酸味がよくマッチした逸品です。

5:新商品!モンブラン風とロレーヌ岩塩のクランチチョコ

ザクザクしたクランチチョコがお好きな人にはこちらもおすすめ。「成城石井 国産栗のモンブラン風クランチチョコ」(左)と「成城石井 ロレーヌ岩塩のキャラメルクランチチョコ」(右)、どちらも税込み647円です。

マロン味ではなく、あえて“モンブラン風”と言っているところにこだわりを感じます。

「国産栗のパウダーとマスカルポーネチーズパウダーを使って、モンブランのコクやクリーム感を再現。まるでケーキのモンブランを味わっているかのようなリッチな深みのある甘みが特徴です」(チョコレートバイヤー)

塩キャラメル発祥のフランスらしいフレーバーも成城石井がつくると、さらに日本人の舌にあう味わいに大変身。カカオが強めのホワイトチョコレートにキャラメルの香ばしさとロレーヌ岩塩のほどよい塩味がアクセントになっています。

6:手作り派の人にはクーベルチュールチョコレートも!

1814年創業の老舗チョコレートメーカー・セモア社の「成城石井 フランス産クーベルチュールカカオ72%」は、360g入りで税込み1502円。

「成城石井が中身だけを大量輸入し、家庭でも使いやすいサイズにパッキングして販売しているからこそのコスパです」(チョコレートバイヤー)

お菓子づくりが好きな人にとっても、お得に材料を買えるのはうれしいですよね。

今年は、例年以上においしいチョコレートが充実しています。自分たちで輸入や加工まで行っている成城石井だからこそのアイテムばかり。ぜひチェックしてみてくださいね。