かまぼこやはんぺんは、それだけでもおかずになる便利な食材。上手に使いこなせば、副菜のレパートリーがぐんと広がります。ここでは、人気日本料理店「賛否両論」の店主・笠原将弘さんに、かまぼこやはんぺんを使った簡単レシピを教えてもらいました。

笠原将弘さんの「かまぼこ」「はんぺん」の簡単おかず

かまぼこやはんぺんは単体でもうま味があるので、ほんの少し工夫をするだけでマンネリ防止にもちょうどいい副菜に早変わり! おつまみにもぴったりなレシピを紹介します。

●かまぼこと豆苗のナムル

ゴマ油といりゴマでコクたっぷりに仕上げて。

【材料(4人分)】

かまぼこ 1本
豆苗 1パック
塩 少し
A[ゴマ油 大さじ2、しょうゆ、みりん 各大さじ1、ニンニク(すりおろす) 小さじ1/2]
いりゴマ(白) 小さじ1

【つくり方】

(1) 豆苗は5cm長さに切り、さっと塩ゆでし、冷水に取ってしっかり水気を絞る。

(2) かまぼこは5cm長さの千切りにする。

(3) ボウルに(1)と(2)を入れ、Aを加えてあえる。器に盛り、ゴマをふる。

●はんぺんの磯辺焼き

困ったときのもう一品に。おもち風で子どもも大喜び。

【材料(4人分)】

はんぺん 1枚
焼きのり(全形) 1枚
しょうゆ 小さじ1
ワサビ 少し
スダチ(半分に切る) 1個

【つくり方】

(1) はんぺん、焼きのりはそれぞれ8等分に切る。はんぺんを焼きのりで巻き、水をつけてとめる。

(2) フライパンを中火で熱し、(1)をからいりして焼き色がついたら、しょうゆをからめる。器に盛り、ワサビとスダチを添える。

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

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